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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

D.A.R.E.と”Guy Stuff” Night

2006年09月24日 | 生活

先週は末っ子の小学校へ2回も行ってきました。

最初がD.A.R.E.(Drug Abuse Resistance Education)。
子供がいないご家庭では、ご存知無いかもしれませんが、
不法な薬物を使用しないよう地元の警察官が学校に来て教育をするプログラムで
1983年に(やはり一番問題が大きかったのでしょうか)Los Angelesで始まり、
今では全米の75%の学校で行われているそうです。
この度、6年生までの全プログラムが終了したとのことで
簡単な終了式のような事が講堂で行われ、父兄も呼ばれて行ってきました。
凄いと思ったのは、地元の警察がとても協力的というか、積極的に率先して
教育現場にも参加している事です。
子供たちも、いつも国語や算数を教えてくれている先生よりは、
制服姿の現役のお巡りさんから「ドラッグを勧められたら、NOと言いましょう」
と言われた方が説得力がありますよね。
日本でも最近は不法薬物が蔓延しているようですが、
小学校での教育はどうなっているのでしょうか。
いつまでも若いタレントを一日所長にしたりする程度では、
本当に重要で必要な事が伝わりませんよね。

そして2日目が"Guy Stuff" Night。男達だけの夜です。
たしか小学校6年生の頃だったと思いますが、女子だけが教室に残り、
男子は校庭でドッジボールをした日がありました。(昭和40年代の事です)
兄や女の姉妹もいない純真な(K)少年は、予定外の運動に歓喜していましたが、
Guy Stuff Nightは、この男子版の為の集まりです。
もちろん、この女子版もあるとは思いますが、残念ながら我家は全て男の子で
知る由もありません。(ちょっと残念!)
実は今回で3回目でしたので気楽なものでしたが、
さすがに最初の時にはどの程度のところまで説明されのかも知らず、
かなりの期待と(どんな?)、もしも想像以上のビデオが流れた場合の
息子への対応の不安とが入り混じり、緊張して参加した覚えがあります。
幸い過激な描写もなく、声変わりやヒゲが生え出して大人の身体になりますよ
といった程度ですが、
担任や保健の先生から事務的に伝えるのではなく、
父親(兄や親戚の伯父さんでもOK)と一緒に勉強することにより、
どちらかと言うとなるべく避けて通りたい話題を、今後はもっと気楽に
話し合える下地が作れた事は、お互いにとって大きな意味がありそうです。

ただ、ビデオの最後に生理用品会社のコマーシャルが入ったり、
お土産に、男性用デオドライザーや化粧品のサンプルを配られると、
大企業のマーケティングに乗せられているようで、こんなことでも
アメリカらしさを感じてしまったのは、僕だけでしょうか。



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