私は、新海誠のかなりのファンで、『秒速5センチメートル』(2007年)は何回も見ている。以前、そのレビューを書きかけたのだが、アップせぬままほとんど忘れていた。これは、追ってアップする予定でいる。
彼の最新作『劇場アニメーション『星を追う子ども』 [Blu-ray]』はまだ見ていないのだが、近々見る予定なの見たらここでも触れるかもしれない。
今日は久々に彼の公式ホームページ『Other voices』を訪れたら、「NEWS23クロス・膳場貴子×新海誠 対談映像配信」というのが最近アップされていたのを発見したので、紹介したくとりあえずアップした。
彼の作品は、その背景の圧倒的な美しさでも評価が高いが、彼がおい育った長野県の小海の自然がその原風景となっているという。また彼の作品は、海外でも評価が高く、韓国では『星を追う子ども』が100館の映画館で上映されたという。そういう海外での人気の秘密を彼なりに、謙虚に分析している部分も面白い。
その一つの理由は、作品のメッセージ性の「曖昧さ」ということだが、善悪を決めつけたり、結末を明確に方向づけないきわめて日本的な特徴が、海外では逆に肯定的に新鮮に受け止められているのではないかということだった。日本文化の性格が、アニメにも自ずと表現され、それが日本アニメのクールさの一要素になっているという事例のひとつかもしれない。
彼は、日本のアニメーション作家にはめずらしく、自分の作品を携えて海外にプロモーションにでることが多いとのことで、作品を上映したり講演をしたりしたあとの、ファンの熱狂的な反応を語る部分もとても興味深かった。
下の動画は、新海誠制作の最新CMのメーキングムービーだ。上の話とは直接関係はないが、彼の映像へのこだわりがよくわかる。
<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/xwwMSbo2HO4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
彼の最新作『劇場アニメーション『星を追う子ども』 [Blu-ray]』はまだ見ていないのだが、近々見る予定なの見たらここでも触れるかもしれない。
今日は久々に彼の公式ホームページ『Other voices』を訪れたら、「NEWS23クロス・膳場貴子×新海誠 対談映像配信」というのが最近アップされていたのを発見したので、紹介したくとりあえずアップした。
彼の作品は、その背景の圧倒的な美しさでも評価が高いが、彼がおい育った長野県の小海の自然がその原風景となっているという。また彼の作品は、海外でも評価が高く、韓国では『星を追う子ども』が100館の映画館で上映されたという。そういう海外での人気の秘密を彼なりに、謙虚に分析している部分も面白い。
その一つの理由は、作品のメッセージ性の「曖昧さ」ということだが、善悪を決めつけたり、結末を明確に方向づけないきわめて日本的な特徴が、海外では逆に肯定的に新鮮に受け止められているのではないかということだった。日本文化の性格が、アニメにも自ずと表現され、それが日本アニメのクールさの一要素になっているという事例のひとつかもしれない。
彼は、日本のアニメーション作家にはめずらしく、自分の作品を携えて海外にプロモーションにでることが多いとのことで、作品を上映したり講演をしたりしたあとの、ファンの熱狂的な反応を語る部分もとても興味深かった。
下の動画は、新海誠制作の最新CMのメーキングムービーだ。上の話とは直接関係はないが、彼の映像へのこだわりがよくわかる。
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