BOXING観戦日記

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WBC世界フェザー級タイトルマッチ ホルヘ・リナレスVSガマリエル・ディアス

2007-12-17 22:04:31 | Boxing
リナレス 8ラウンドKO勝利

ディアスとミハレスは同じジムか?
セコンドにナチョさんがいたね。
このディアスもラリオス同様に前に前に詰めてくる。
初回、ロープ際で食らった右にはヒヤリとさせられたが、冷静にペースを取り戻した。
4ラウンドに奪ったノックダウンは右のカウンター気味のアッパー。
オスカー・ラリオスを髣髴させる一撃だった。
欲を言えば、前進してくる相手をスウェーでいなすのではなく、
振り回してくるフックをダッキングして体ごと押し返す、
あるいは強いワン・ツーで後退させて一気に攻め落とすという強引さを身に付ければ、
一試合で数百万ドル稼げるボクサーになれるだろう。
ブルファイターや変則的なファイターは苦手ではないが好きでもないといったところか。
ボディへの攻撃を受けると素直に後ろに下がってしまうのは、性格のせいか、
それとも減量苦からくるvulnerabilityか、タイミングを慎重に図っていたのか。
中盤にやや失速したのも減量からくるスタミナ不足と考えられる。
フィニッシングブローはライトクロス。
これは6ラウンド終了間際にもヒットさせていたが、1試合で2度耐えられるパンチではないことを証明した。
ヒットさせた瞬間のリナレスのリアクションを見れば、抜群の感触があったということが分かる。
あと、4ラウンドに右の足首を痛めたということだが、それであの右クロス撃てるんだから、
やはり素晴らしいセンスを持っている。
こういう選手にスポットライトを当てない日本のマスコミはどうなっているのか。

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