明石市の詩人、渡辺信雄さんからお贈りいただきました。

桑島玄二詩集『竹藪』です。
20ページに満たない小さな詩集です。
開いてみると、桑島さんの自筆をコピーしたものか。

桑島さんの筆跡です。
まさかガリ版刷りではないでしょうねえ。
奥付には、
発行所、天秤発行所となっています。
昭和五十年十月一日発行。
詩のスタイルは、桑島氏晩年の『旅の箇所』と通じるものがあります。
硬質な乾いた文体、とわたしには思えます。

桑島玄二詩集『竹藪』です。
20ページに満たない小さな詩集です。
開いてみると、桑島さんの自筆をコピーしたものか。

桑島さんの筆跡です。
まさかガリ版刷りではないでしょうねえ。
奥付には、
発行所、天秤発行所となっています。
昭和五十年十月一日発行。
詩のスタイルは、桑島氏晩年の『旅の箇所』と通じるものがあります。
硬質な乾いた文体、とわたしには思えます。
簡潔な詩ながら
要所要所に最小限の物を配置して
現実から切り取った
リアルな別世界を作り出しています
ちかごろは
世の中がまろやかになって
こんな鋭利な詩は見かけなくなってしまいました
あなたに言われると「なるほど」と思います。
あまり見かけない詩の創りですね。