不思議なお客様がある。
もう随分以前からのお客様だが、月に一度ばかり、鳴尾からわざわざ来られる辻さん。
今日、「喫茶・輪」は定休日なのだが、やって来られた。
ところがこの人はもうご高齢。定休日という意識はまったく持っておられない。
入りにくい扉(看板を前に置いている)から当然のごとく入って来られて、椅子に座られる。
わたしも当然のごとくコーヒーをお出しする。
辻さんは、店に置いてある『KOBECCO』を手にされる。
そう、この人は毎月一回だけ、『KOBECCO』を読みに来られるのだ。
静かに読んで、しかし感想を述べられるわけではなく、静かに帰って行かれる。

なんとも不思議な、わたしのファンだ。
まあ定休日といっても、「喫茶店の書斎」に用事のある人はどうぞ来て下さいと言ってある。
休日でも大抵わたしは店の書斎で用事をしていますので。
もう随分以前からのお客様だが、月に一度ばかり、鳴尾からわざわざ来られる辻さん。
今日、「喫茶・輪」は定休日なのだが、やって来られた。
ところがこの人はもうご高齢。定休日という意識はまったく持っておられない。
入りにくい扉(看板を前に置いている)から当然のごとく入って来られて、椅子に座られる。
わたしも当然のごとくコーヒーをお出しする。
辻さんは、店に置いてある『KOBECCO』を手にされる。
そう、この人は毎月一回だけ、『KOBECCO』を読みに来られるのだ。
静かに読んで、しかし感想を述べられるわけではなく、静かに帰って行かれる。

なんとも不思議な、わたしのファンだ。
まあ定休日といっても、「喫茶店の書斎」に用事のある人はどうぞ来て下さいと言ってある。
休日でも大抵わたしは店の書斎で用事をしていますので。