先日実に久しぶりに武庫川の古書店「街の草」さんに出かけた。
やっと体調が少し整ってきましたので。
何冊か求めたのですが、そのうちの一冊。

店主の加納さんに「『二十四の瞳』はないですか?」と言うと、即座にこれを出してきてくださった。
映画は見たことがあったと思うけれど、小説は読んだことがなかったもので、一度読んでおこうと思って。
今日読んだところに凄い比喩が出てきた。
《「せんせ、ソンキのうち、ぺっちゃんこにつぶれたん。蟹(かに)をたたきつけたように」》
台風でつぶれた家を形容しての比喩。なんともリアルです。
そして、もっと後ろの方にこんな魔面が。
《「先生が家の人にたのんであげようか?」》
家庭の事情で学校を上級に進めない子どもへの先生の言葉。
昔の私を思い出して切ない。
高校を一年生の一学期で中退する私の家に、担任の國嶋先生は訪ねて来られ(わたしは留守にしていた)父親に、「なんとか続けさせて…」と言われたと。
それを聞き入れられなかった病気の父親はさぞ辛かっただろう。
今日6月3日はその父親の命日だ。
やっと体調が少し整ってきましたので。
何冊か求めたのですが、そのうちの一冊。

店主の加納さんに「『二十四の瞳』はないですか?」と言うと、即座にこれを出してきてくださった。
映画は見たことがあったと思うけれど、小説は読んだことがなかったもので、一度読んでおこうと思って。
今日読んだところに凄い比喩が出てきた。
《「せんせ、ソンキのうち、ぺっちゃんこにつぶれたん。蟹(かに)をたたきつけたように」》
台風でつぶれた家を形容しての比喩。なんともリアルです。
そして、もっと後ろの方にこんな魔面が。
《「先生が家の人にたのんであげようか?」》
家庭の事情で学校を上級に進めない子どもへの先生の言葉。
昔の私を思い出して切ない。
高校を一年生の一学期で中退する私の家に、担任の國嶋先生は訪ねて来られ(わたしは留守にしていた)父親に、「なんとか続けさせて…」と言われたと。
それを聞き入れられなかった病気の父親はさぞ辛かっただろう。
今日6月3日はその父親の命日だ。