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神戸新聞詩の欄

2018-10-27 10:01:22 | 足立巻一先生
先日、杉山平一先生の御遺族から提供を受けたものの中に、
「神戸新聞」の詩の欄の切り抜きがあった。


←クリック。

これを見てわたし、あれ?と思いました。
選者はすべて、足立巻一先生です。
昭和52年から53年にかけての33枚。
中に、赤鉛筆で丸印がつけてあったり。
あれ?と思ったのは、足立巻一先生の『人の世やちまた』の自筆年譜と矛盾がありますので。
たしか、足立先生は「神戸新聞」の選者を昭和54年からと年譜にあったはず。
調べてみました。
←クリック。

やはり、1979年(昭和54年)66歳の所に「二月、神戸新聞読者文芸詩欄の選者となり、多くの知友を得る。」とある。
この「多くの知友を得る」というのが足立先生らしくていいですねえ。
投稿者に対しても決して上から目線ではない。
それにしても、54年2月とは!わたしが初めて書いた作品を特選に推してくださった、正にその月。

杉山先生の全詩集に載っている年譜も調べてみましたが、それには
「昭和52年3月 神戸新聞詩選者を足立巻一氏と交替。」とあります。
ということで、この足立先生の年譜は間違っているということがわかりました。

古い切り抜きを触っていると、懐かしい投稿者の名前があって時の流れを思い知ります。
そんな中、54年2月4日付の切り抜きがあったのに驚きました。
これには上にも書いたように、わたしが初めて書いた詩が載っているのです。
足立先生が何者かもまだ知らぬころです。
わたしの作品が載っている切り抜きはこれ一枚だけです。どうしてなんでしょう?


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