今朝の神戸新聞文芸の詩の部特選作です。神戸新聞さん、記事拝借お許しを。
「二人ぼっちのある日」。
作者は中野友弘さん。
この人は何度も「書斎輪」にご来訪下さっています。
実は川柳の世界ではベテラン作家さんです。時実新子さんに師事しておられました。
この詩に対する選者時里さんの選評。
《おもしろい夫婦詩をいつも寄こしてくださる。阿吽の呼吸のような、いささか珍妙な夫婦円満の秘訣にたどりつくまでにどんなドラマがあったのだろう。》
川柳の部の特選作。《水の輪が向こうへ届き喪が明ける》の作者、小林康浩さんも「書斎輪」にご来訪くださったことがあります。
川柳誌『現代川柳』の編集員の一人でもあります。川柳の指導的立場の人。
短歌の入選二作目、《夏は水へとへと疲れAIの要らない国を創りたい朝》の豊原清明さんはかつて詩人安水稔和氏の主宰する詩誌『火曜日』でわたしも一緒だった人。
彼は、もっと昔の子ども時代には神戸の詩人伊勢田史郎さんに指導を受けておられたのでした。
伊勢田史郎さんも人格者で、「喫茶輪」にご来訪くださったことがあります。
今週はいろいろと縁のある人が登場でうれしかったです。