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コーヒーカップの耳

スケートという遊具

2022-12-06 08:49:39 | 懐かしい話
朝のひとときにチョコチョコ読んでいる出久根達郎さんの『朝茶と一冊』です。



以前に一度読んだのですが、また読んでます。
悲しいかな、ほとんど忘れていますので、また新鮮です。
出久根さんの本に関するエッセイは本当に面白い。
わたしと世代が同じということもあるのでしょうが、昔の子どものころの話に共感するのです。
今日読んだところでは「うしおそうじ」という漫画家の話。
わたしも覚えている。マンガの内容は覚えていないが、この名前はハッキリと。
出久根さんは《私は手塚治虫と杉浦茂が好きだった。もっと好きな作家がいた。》と書いておられる。
それが「うしおそうじ」だったと。
その内容も面白いのだが、わたしが興味深かったのはこの部分。
《うしお氏は円谷英二(ゴジラの特撮で有名)にかわいがられたのである。円谷は十代のころ、すでに玩具の実用新案をいくつか商品化しているほどのアイデアマンで、私などが幼時、 T字型のハンドルを握って、片足を乗せ、別の足で地面を蹴って走らせた「スケート」という乗り物は円谷氏の発明らしい。》
へ~?そうなの?と思った次第。
その「スケート」という乗り物。わたしも遊びました。
写真があり、7年前に発行された『ふるさと西宮』という大型の写真集に提供しました。




写真のキャプションには「キックスクーター」とありますが、これは間違い。出久根さんが書くようにわたしたちは単に「スケート」と呼んでいました。

この『ふるさと西宮』という本にはほかにも数点の懐かしい写真を提供し、わたしはこの高価(約10000円)な本を一冊無償でいただきました。
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