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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

20歳年上の人と話す

2024-12-18 19:27:02 | 日記
今日、加古川の詩人高橋夏男さんと電話、メールする中で話題になったのが西川保市さん。
 
宍粟市の詩人だ。
 
高橋さんは「音信不通になっている」とおっしゃるので、わたしが電話してみた。
 
呼び出し音は鳴るがなかなか出られない。
 
どうかな?と思ったら、ご本人が出られた。
 
今年夏前に一度わたしに電話して来られた。「もう手紙が書けないので」と。
 
その時より少し声に衰えが、という気がしたが、「お元気ですか?」に、「はい、まあ、元気でもないですが、まあまあ」と。
 
「まだまだお元気で居てくださいよ」と励まして、あまり引っ張ってもと思って早めに電話を切ったが、お声が聞けて良かった。
 
「いくつになられました?100歳ですか?」と言うと、
 
「ひゃくいちになりました」とのこと。
 
ということで、今日わたしは101歳の人と電話で話しました。わたしより20歳年上です。
 
西川さんのこと、過去に書いてます。
 
『KOBECCO』2018年5月号。
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詩人『坂本遼』~生誕120年記念~

2024-12-18 17:14:32 | 本・雑誌

加古川の詩人、高橋夏男さんからお贈りいただきました。

『坂本遼』~生誕120年記念~

A4版、40ページの立派な冊子。発行は姫路文学館。

6章に分かれていますが、その前に高橋夏男さんのページがあります。  

高橋さんは坂本遼に関する著書がたくさんあり、いまだに研究を深め発表を続けておられます。

その高橋さんの寄稿文がすばらしいです。

本の全てがカラーページになっていて充実しています。

第4章の前に、時里二郎さんの寄稿文があります。

 

竹中郁さんの詩風に照らし合わせての坂本評。分かりやすいです。

 

第5章は「よみがえる詩心 ライフワーク「きりん」」。

竹中郁や足立巻一先生たちと力を尽くされた児童詩誌「きりん」のこと。

 

そして第6章。「たんぽぽ忌 詩情は時を超えて」。

その中にこんなページが。 

その左上に竹中郁さんと並ぶ、足立巻一先生の姿が。

 

たっぷり、見ごたえ、読みごたえのある冊子です。

最後の「主な参考文献」の中に見えるわたしの知る人の名前。

足立巻一、高橋夏男、杉山平一、松尾茂夫、季村敏夫、そのほか、直接話を交わしたことはないが、井上靖、浮田要三、灰谷健次郎さんなど。

有難い本です。

「詩人 坂本遼展」は2024年12月7日から2025年3月30日まで。於・姫路文学館。

会期中に必ず行きます。

すでに行って来られた高橋夏男さんはメールで次のように伝えて下さいました。

《 長年の間、坂本の作品を集め、調べてきましたが、この度の展示には全く驚嘆・賛嘆の思いでした。

あの東北の大震災の秋、福島の草野心平記念文学館で開かれた「坂本遼展」を見に行きましたが、

それに比し、さすがに地元の甲斐史子さんの仕事は、坂本家の蔵の所蔵品まで並べて、大したものでした。

また、彼女のまとめた図録が、そのまま坂本遼論・坂本遼評伝とも言えます。》

甲斐史子さんはわたしも以前、宮崎翁の縁でのお付き合いがあるので楽しみです。

 

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