「街の草」さんで入手した本、『明治・大正・昭和 西宮懐古写真集』(西宮文化協会・昭和50年刊)。

西宮の最も古い写真集だと思います。わたしほかにも西宮の写真集何冊か持ってますが、これは無かったのです。
知っている写真もたくさんありますが、初めて見る写真も。
しかもそれが、わたしにとって興味深いもので。
まあ、初めて見る、自分に多少とも関係のある写真はみな貴重と思うものなのでしょうが。
その「あとがき」にまた驚かされました。
堀内泠さんが書いておられます。
堀内さんには個人的にちょっとエピソードがあるのですが、それはさておき、
こんな言葉が文中に出てきます。
《東川で、じゃこ取りをしたり、夏休みの雨上がりに、べっきん蟹を取りに大きなバケツをさげて歩き廻った日々も懐かしい。》
この中の「べっきん蟹」ですが、わたしが子ども時代にも使っていた言葉です。いまは、辞書はおろか、どこにも見ることの出来ない言葉でした。
ここで出会うとは!
東川はわたしのすぐそばの川です。そして、この蟹取りのこと、わたし、昔、詩にしました。
宮崎翁が書かれた、この記事の中に出てきます。http://miyakko-nishi.com/MIYAKKO-SYSTEM/Found_Page?gou=66&areacd=0&page=14
「べっきん」とは、わたしたち子どもだけに通じる言葉だったのでしょう。
赤い爪をした川蟹のことですが、結構大きくて、体長(横幅)3~4センチ、足を入れると10センチぐらいにもなったでしょうか?
爪は赤いのですが、背中の三分の二ほどは青灰色で、のこりの前部分、三分の一ほどが赤いのです。
全身真っ赤なのもいましたが、それは私たち子どもは「キントキ」と呼んで珍重しました。
今はもう全く見ることがありません。
懐かしい思い出です。
いや、その「べっきん」の写真がこの写真集に載っているわけではないのですけどね。

西宮の最も古い写真集だと思います。わたしほかにも西宮の写真集何冊か持ってますが、これは無かったのです。
知っている写真もたくさんありますが、初めて見る写真も。
しかもそれが、わたしにとって興味深いもので。
まあ、初めて見る、自分に多少とも関係のある写真はみな貴重と思うものなのでしょうが。
その「あとがき」にまた驚かされました。
堀内泠さんが書いておられます。
堀内さんには個人的にちょっとエピソードがあるのですが、それはさておき、
こんな言葉が文中に出てきます。
《東川で、じゃこ取りをしたり、夏休みの雨上がりに、べっきん蟹を取りに大きなバケツをさげて歩き廻った日々も懐かしい。》
この中の「べっきん蟹」ですが、わたしが子ども時代にも使っていた言葉です。いまは、辞書はおろか、どこにも見ることの出来ない言葉でした。
ここで出会うとは!
東川はわたしのすぐそばの川です。そして、この蟹取りのこと、わたし、昔、詩にしました。
宮崎翁が書かれた、この記事の中に出てきます。http://miyakko-nishi.com/MIYAKKO-SYSTEM/Found_Page?gou=66&areacd=0&page=14
「べっきん」とは、わたしたち子どもだけに通じる言葉だったのでしょう。
赤い爪をした川蟹のことですが、結構大きくて、体長(横幅)3~4センチ、足を入れると10センチぐらいにもなったでしょうか?
爪は赤いのですが、背中の三分の二ほどは青灰色で、のこりの前部分、三分の一ほどが赤いのです。
全身真っ赤なのもいましたが、それは私たち子どもは「キントキ」と呼んで珍重しました。
今はもう全く見ることがありません。
懐かしい思い出です。
いや、その「べっきん」の写真がこの写真集に載っているわけではないのですけどね。