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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

詰将棋

2011-05-11 17:49:24 | 将棋

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今日も雨でした。

明日も雨らしいです。

昔、言いました。

「土方殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」

それで、

「輪を殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」

開店以来「デイリースポーツ」を購読しています。

N九段出題の詰将棋の欄があります。わたし毎朝目を通します。

一番わたしに向いているのが、「5分で初段」の問題です。これ、解いて頭のお目覚めです。

以前は「20分3段」などの難しい問題でも時間をかけて解いてましたが、今は「5分初段」あるいは「10分初段」ぐらいまでしか解きません。時間がもったいないのと、根気がなくなりました。

今日の問題、素晴らしかったです。「5分初段」です。

Img900 N九段は詰将棋の天才です。

そして演歌歌手でもあります。昔「おゆき」という歌謡曲で一世を風靡したことがあるプロ棋士です。

彼は言いました。「歌手の中で一番将棋が強い。棋士の中で一番歌が上手い」と。

西宮在住。今も時にTVの歌番組に出演します。

この詰将棋、見事です。普通は、詰将棋というのは、持ち駒をドンドン捨てて、詰め上げます。

ところがこの問題はそうではありません。

将棋知らない人には解らないでしょうが、

▲2二金、△3三玉、▲2三金、△3四玉、▲3三金、△4四玉、▲4三金までの7手詰めです。

持ち駒の金を「さあ食え!」と玉の口の前に差し出します。玉は「いやだ!」と逃げます。するとまた「食え」と口のそばへ。逃げる。それのくり返しです。最後に食うことも逃げることもできなくなってしまいます。まるで毒まんじゅうです。盤上から一枚も駒が消えずに詰み上がります。いや、面白い詰将棋でした。

このN九段ですが、10年ほど前に公式戦1000勝(これスゴイことです。歴史上、5人目でした)を記念する講演会がありました。その時、わたしに依頼がありました。わたしが公民館で教えている子どもに舞台上で花束贈呈役をしてほしいと。

わたし付き添いで行きました。うれしかったですね。長年子どもの将棋に関わってきたご褒美だと思いました。もしかしたら、役得としてわたしも直接九段にお会い出来るかと期待しました。根性が浅ましいですね。

やはり、「時間がない」とのことで会って頂けませんでした。そりゃあムリですよね、無名のわたしが、全国区の有名人に「5分だけ会わせて下さい」と言っても…。

しかし、N九段、詰将棋は天才ですよ。

明日12日(木)の「輪」のおすすめ定食は、

「ラーメン」の予定です。

よろしくお願いいたします。

コメント
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