ブログを始めたのは昨年12月5日でした。慣れぬことを四苦八苦して、なんとか開設したの
でした(未だに慣れませんが)。
それから3カ月が過ぎました。一日も欠かさず更新しています。旅行などに出かけてないとい
うことでもあります。
見て下さる人も日を追って増え、ますます更新を休めません。
雨降りの土曜休日で、確定申告書作成。
普段、デスクワークに慣れていないものだから、度々休憩しながらの作業である。
そこへ、郵便受けに何か入った物音。
封筒を開けてみると、小さな詩集が。186㎜×82㎜。
わずか数編の詩が載っている。休憩時間に読むのに丁度いい。
作者は84歳。中村信司氏。題字も氏のものである。
「てのひら詩集第三十二号」とある。以前にも何度か送っていただいたことがある。
ちっともうまぶらない、素直な詩だ。
ー略ー
死期適齢期なんて書くと
「そんなこというな」といわれ
おもしろい詩を書くと笑われ
「亀元気か」と
詩に出てくる亀の質問され
父の故郷で俺の原点でもある
香川県のことを書くと
「香川県だってなあ」と
話しかけられ
なんだか俺のことは
すみからすみまで見られとる
>
「おだてられれば豚でも木に登る」
ということわざがどこかの国にあるそうだ
まさに俺は其のとおり
-略ー
(老人諸君)
>
あとがきに、
「指先の器用さが弱まってこの詩集を作るにも
なかなかうまくいかん。
今年で八十四才になる。こうなると年齢相応に不器用になる。
(略)
年よりではあるが、なさねばならぬことがまだありそうだ。」
この小さな詩集は、貴重な手作りなのである。
「輪」は、今日、明日と休ませていただきます。