goo blog サービス終了のお知らせ 

喫茶 輪

コーヒーカップの耳

第14回 ポエム&アートコレクション

2025-03-28 18:42:11 | 
今、神戸文学館で「ポエム&アートコレクション」という催しが行われています。
 
 
その中で、明日29日は特別イベント「講演会」があり、
「詩の魅力とは、何だろう」の演題で詩人、神尾和寿氏が講師をされます。
 
 
興味のある方は申し込みをしてからお出かけ下さい。参加料500円。
 
神戸文学館 電話 078-882-2028
 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『別嬢』120号

2025-03-28 09:11:34 | 

加古川の詩人、徳田隆一さんからお贈りいただきました。

『別嬢』120号です。

これまでは高橋夏男さんから届けられていたのですが、今号から代ったみたいです。

夏男さんが編集などを若い人たちに託されたようで。

同人の顔ぶれも昔とは大いに変わりました。

淋しいことですが、時の流れ、致し方ありません。

高橋夏男さんの作品を紹介します。

「季節 その1」

「季節 その2」

ベテランの味があり、安心して読めます。

 

imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もうすぐ万博

2025-03-27 09:03:55 | 
この本を書庫から出してきました。
 
 
『おおきに おおさか』(島田陽子著)。
 
島田陽子❗️  
きれいな字を書く人でした。
 
女優さんと違うんです。大阪の詩人です。
 
残念ながら先年お亡くなりになりましたが、わたしともちょっとしたエピソードがあるんです。
 
面白い詩を書く人でした。
 
あ、そうそう。
あの三波春夫さんが歌った「世界の国からこんにちわ」。
 
1970年の万博の歌の作詞者でもあります。https://ja.wikipedia.org/.../%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE...
 
 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

細見氏による『以倉紘平全詩集』評

2025-03-14 10:17:47 | 

細見和之氏による『以倉紘平全詩集』の評、というより、これは紹介ですかねえ。

一昨日、3月12日の神戸新聞です。記事拝借お許しを。

この小さなスペースであの大著を紹介するのは至難の業。

しかし細見氏はさすがです。

《詩とはなにかが正直分からなくもなるのだが、そんなときにブイのように詩のありかを表示してくれる作品群である。》

そのあと、短い詩「地球の写真」を載せてあります。

以倉さんの詩では、散文詩がわたしは好きなので、なかなか紹介しきれないですね。

 

【  わたしの本のフアン 】

わたしの5人の孫の中で最も小さいshuntaの部屋の一部です。
 
わたしの本を並べてくれてます。しかも面陳‼️
 
shunta宛のサイン入り。わたしの第一のフアンか。
 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「リヴィエール」199号と「現代詩神戸」288号

2025-03-10 18:55:55 | 

詩誌二冊、神戸の詩人永井ますみさんからお贈りいただきました。

双方とも長く続いている詩の雑誌です。

特に「現代詩神戸」は昔からお贈りいただいているのですが、感慨深いものがあります。

書き手がすっかりと変わってしまいました。鬼籍に入られた方が多いのです。

あるいは老齢で筆を折った方とか。そんな人たちのお顔が懐かしく思い出されます。そしてその作品も。

さて、この二冊。どちらも気を衒ったような作品はほぼないので、わたしでも安心して読めます。

「現代詩神戸」の中の横井司さんの「尼崎」が面白かったです。作者の横井さんとは面識がありませんが、わたしと同年代でしょうか。

同じく「現代詩神戸」の「あとがき」が興味深かったです。今 猿人さんの「推敲」に関する記述。

前置き(主旨の理由)があるのですが、それは略して、

《あなたは書き終えた詩作品について、十分に推敲されますか?私?私はそんなのしないでいいなら、しないで済ましたい方ですねえ。(略)そもそも読み手の為に詩を書いている訳でもないので、どうしてもそうなるのです。それとも、もしかしてあなたは、他の人に読まれる事を意識して書いておられます?(略)》

刺激的な文章ですね。考え方は人それぞれでしょうが、少なくともわたしはちょっと考えが違います。

興味のある人は『現代詩神戸』288号を入手して全文をお読みください。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『芦屋芸術』22号

2025-03-05 09:29:08 | 

芦屋の詩人山下徹さんからお贈りいただきました。

『芦屋芸術』22号です。

個人誌ですが、180ページもある立派な本。

しかし、よく出されますねえ。ここ二年、年に三回も出しておられます。

今号には8人もの客員が原稿を寄せておられます。

そのうちの牧田榮子さんはお会いしたことがある詩人。その詩も馴染めます。https://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/e/67717603386781e871d2e3378ac15f99

今号には震災詩を7篇。そのうちのこれは「黒いオーバー」です。

 

わたし、難しい詩は苦手ですが、こんなのは何となくわかります。津田文子さんの「置いた駱駝と私」。

 

主宰者の山下さんの作品はわたしには少々難しいのですが、詩の言葉でしか表せない心象の世界を描いておられて刺激的です。

後半には日記的な分かりやすい詩も並んでいて、安心しました。

山下さん、ありがとうございました。

 

 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『以倉紘平全詩集』読了

2025-03-02 15:12:45 | 

『以倉紘平全詩集』を読了しました。724ページ。

編集工房ノア刊。9000円+税。高いと思われるかもしれませんが、これはそれだけの、いや、それ以上の値打ちがある本です。

1ページあたり、12円43銭(+税)です。

編集工房ノアさんの電話番号を記しておきます。 06-6373-3641

 

 

伊藤桂一が以倉さんのことをこんな風に言っています。

「どこまでもやさしい潤いに満ちた、しかも包容力を持った人柄と思える。自身に向けては、おそらくその逆の性向がある、といえるかもしれない。象徴的な文字を使えば、彼には「寂しい修行者」といった趣がないわけではない。」

その上でわたしは、「しみじみした人格者」だと思います。

以倉さんとそれほど話したわけではないですが、全面的に信頼できる人だと思います。

 

分厚い本に付箋がいっぱいつきました。

その中から一篇紹介します。全詩集の最後から二つ目に置かれた詩。

 「麗しい夢」です。

亡くなられた娘さんのことを書かれた詩です。なにも解説はしないでおきます。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やさしい心の持ち主は

2025-03-01 18:52:09 | 
昨日、姫路文学館からの帰りに詩人でブルーグラッサー大西さんの店「風羅堂」さんに立ち寄ったのですが、シャッターが下りていました。
 
 
けど、その隣にも古書店があり、二階の店に上る細い階段が口を空けてました。上って行かぬわけにはいきません。
 
急な階段を身を縮めながら上がって行くと、ひと目わたしが興味を持つような本はほぼ無いと思えました。
上がった所に少しの詩集はありましたが。
 
絵本が主力のようで奥へ行くまでもありませんでした。
 
狭い場所でまたも身を縮めながら何かないかと探しました。
 
わたしは古本屋さんに入ると、手ぶらでは出ないと決めています。
 
孫にもそう教えています。新刊本の書店ではいいけれど、古本屋さんでは何か探して買うようにと。探せば見つかるからと。
 
古本屋さんは物知りです。いつかお世話になるものです。授業料と考えれば安いものです。
 
で、なんとか買い求めたのがこれ。
 
 
『吉野弘詩集』。
 
開けたページに、「やさしい心の持ち主は」という詩が載っています。
 
やさしい心の娘さんのことを書いた有名な詩です。
 
写真はその「夕焼け」という題の詩の一部が載っています。
 
わたしはやさしい爺さんになれるでしょうか。
 
今日の夕焼けの写真も上げておきます。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姫路の詩碑二基

2025-02-28 23:14:32 | 
もう何年前になるだろうか、「触媒のうた」の取材で姫路の町をレンタル自転車で走り回ったのは。
 
今日、姫路文学館からの帰りに、そのうちの2ヶ所の文学碑の前を歩いた。
 
阿部知二と阿部知二(書は子息の良雄氏)の文学碑。
 
それにしても今日はよく歩いた。
約9000歩。
元気で歩けるありがたさ。感謝です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

以倉紘平さんの詩に涙腺崩壊

2025-02-27 18:07:32 | 
『以倉紘平全詩集』ですが、ここまで読んできて涙腺崩壊。
 
 
ティッシュペーパー片手に読んでます。
「遠い蛍」。
35歳で亡くなった娘さんのこと。
 
この詩集は以前に一度読んでいるのですが、やっぱりあきません。
 
こんなん年寄りに読ませるのは殺生というものです。
 
 
 
書庫の奥から出してきました。
『坂本遼作品集』です。
 
1981年発行ですから、40年以上前に買った本です。
 
近いうちに姫路文学館の坂本遼展に行きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

以倉紘平さんの「アリゼ」

2025-02-27 09:29:51 | 

以倉紘平さんが主宰する詩誌『アリゼ』225号が届きました。

これに、頼まれて朝倉裕子さんの詩集『雷がなっている』の書評を書かせていただきました。

美しい雑誌『アリゼ』に載せて頂いてありがたいことでした。

その主宰者、以倉さんの詩です。

「嵯峨さんの最後の言葉」です。

いいですねえ。以倉さんの詩はわたしの心にしっくりと沿います。

今、合間合間に読ませてもらっている『以倉紘平全詩集』(編集工房ノア刊)が素晴らしいです。

今、五分の三ほど読んだところですが、慌てずにゆっくりと読んでます。

 

 
『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遠山さんの「おばちゃん」

2025-02-24 09:33:33 | 

今朝の神戸新聞「読者文芸」の特選詩です。

神戸新聞さん、遠山さん、記事拝借お許しを。

遠山耕二さんの「おばちゃん」ですが、いいですねえ。

ちっとも詩人ぶらずに平明な言葉で書かれています。

それでいて、無駄な言葉がなく、読む者の胸にじんわりと伝わります。

この詩を特選に推してくださった選者の時里さんに感謝です。

妻にも読み語ってやりました。

新聞の投稿欄はやはりこういった生活詩が主役にならないといけないと思うのです。

難しい詩人語が多用されるような詩は多少優れていてもこの欄にはそぐわないと思うのです。

もちろん、優秀な詩を落とす必要はないと思いますが。

昔、選者をしておられた足立巻一先生は、この欄で「優れた詩を落としたことはない」と言っておられました。

でも足立先生は、わたしが思うに生活詩を優先しておられたように思います。

多少完成度が足らなくてもその心を大事に見ておられた、とわたしは思うのです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「鶺鴒」23

2025-02-23 17:02:44 | 

江口節様よりお贈りいただきました詩誌「鶺鴒」23です。

表紙詩は増原順子さんの「池の月」。

主宰、発行者の江口節さんを含め15人の同人が作品を載せておられます。

皆さん、真面目な作風で、わたしも真面目に読ませていただきました。

それぞれ一生懸命書いておられるの分る詩で好感が持てます。

その中でも、工藤恵美子さんは『テニアン島』という詩集が話題になった人。

この度はその詩集とは異質の作品で、わたしには新鮮でした。

肩の力が抜けた詩で、新しい境地でしょうか。

これからも楽しみです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「阿修羅」

2025-02-21 18:47:16 | 
『ひょうご現代詩集』2024 通巻17集が届きました。
 
 
95名が参加とのこと。
 
先ずわたしのページを開きました。
 
 
孫の言葉にショックを受けての詩です。
 
同封されていてフライヤーも上げておきます。
 
 
 
「ポエム&アートコレクションへのお誘い」
 
『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『木想』15号

2025-02-15 13:33:52 | 

ふたり詩誌『木想』15号をお贈りいただいた。

高橋冨美子さん、ありがとうございます。

いただいてからもう10日を過ぎる。

この間、いろいろ忙しくてちゃんと読めていなかった。パラパラとは見てましたよ。

今号は「ゲストルーム」として客員の作品も載っていて、たっぷり46ページ。

中から、わたしの心に留まった2篇を紹介しよう。

先ず、高橋冨美子さんの「再開発」。

lこれは高橋さんのご自宅のマンションのベランダあるいは窓からの光景を見ての想いだろうか。

詩人の目と心象。

次に客員の小野如月さんの「何処」。

タイトルに「いづこ」とルビが振ってある。

切ない気持伝わります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする