SARAのブログ

日々のことあれこれ

一仕事終わった

2016-05-08 17:42:25 | つぶやき
自治会の掃除、
行ってきました。^^;

案の定、前の晩は眠れず・・
と言っても前の日の昼間、結構昼寝してしまったのも
あったのだけど。

で、行ってみたけど・・

特別嫌なことは起きませんでした。
最初行ったら、もう既に古くから地元にいる感じの
数人の老人?が草刈り機で草を刈っていて。
広場に30代くらいの女性が一人いて
私が軍手をはめながら広場に入って行ったら
「おはようございます!」と、とても愛想のいい人で。
で、お互いに
「それで、何をどうしたらいいんでしょうねぇ?」って
感じになって。
何となく想像していたのは
もう他の人たちはこういう行事に慣れていて
そして他の人同士ある程度知り合いで、
子供もいなければ特に顔も広くない私は
思いっきり疎外感を感じてポツネン・・としてしまう・・
みたいな感じだったけど、
その女性や、すぐあとから来た30代くらいの男性もやっぱり、
「さて、どうすればいいのかな?」という感じだったので
「なーんだ、みんなわかってない同士なんじゃん」って
思ったらなんだかホッとしました。
その3人で固まっていたら
今度は、先日私が集金をしたお金を持って行った家の
奥さんが来て。
その人とも先日初めて顔を合わせたばかりだったのに、
その人もなんとなく不安があったのか
私の顔を見るたび「あ~~!!この間はどうも~~!!」
って感じになって。
お互いちょっと心細い時に
ちょっとでも知ってる人がいたのでホッとした、みたいな感じでした。
そのあとは個々に作業をして、
他の人たちも徐々に集まり、
人数もそれなりに多かったし広い公園だったので
そんなにみんなが寄り集まって話しながらする、という
雰囲気ではなかったので
それは楽でした。

ただ、自治会長とはお互い何となくやっぱり気まずい感じは
しました。
私が2度も要請を断ったから。
出てくれば明るく振る舞う私なのに「持病があって・・」
と断った。
逃げてしまったという罪悪感のようなものも
自分の中に感じているのかもしれません。

今日出てみて、
3月に要請のあったその「地区の代表役員」というものも
勇気を出してやってみたらもしかしたらできたのかなぁとか
ちょっと思ってみたりもして。
いえ、受けたら受けたで、受けてしまったことを
酷く後悔するのは目に見えてるのだけど。

それに今日はただの掃除だけだったからかもしれないけど
そうして大勢で何か一つのことをする、みたいなことも
悪くないなぁと思ったのでした。

とは言え、
ゆうべは、前の日に昼寝をしたと言っても
4時間くらいしか寝てないのでやっぱり疲れました。
でもどこかまだ気が張っているのか
さっき昼寝しようとしたんだけど
寝れなくて。
たぶんね、今日は旦那も休みで家にいるので
明日完全に1人になったら恐ろしく疲れが来るかも
しれません。

しかし5,6年前くらいの私から見たら
今の自分は確実に凄いことをやってる。
毎日最低限の家事しかできなくて
ほぼ日常的に体調がいつも悪くて
旦那の休みの日もゴロゴロしてばかりだった。
今のように旦那とキャンプに行ったり
近所の人からそういうお誘いが来て実際に行ったり、
自治会にも3年前から
緊張しながらもこれだけ関わることになるなんて
夢にも思ってなかったです。
いえ、それでも自治会や近所の人とも
半分腰が引けてる状態でのことだし
それを楽しんで余裕を持ってやってるわけではないので
今でも半分はやっぱりひきこもりですけどね。
どっちが正解ってことじゃなくて
それだけ元気が出てきたっていうか
体調も5,6年前の私に比べたら
今の方が全然いいですしね。
と言っても、私はやっぱり普通じゃないですし(?)
もう普通も目指してはいないですが。^^;


まぁ、何はともあれ自治会の仕事は一つ片付いたのですが
一つ気がかりなことがあって。
回した回覧板が戻ってこないんですよ、一つ。
ウチの組は10世帯なので
2つに分けて回していて、そのうちの一つはもうとっくに
戻ってきてるのに
残りの一つがまったく戻ってこない。
どこかで止まっていればまだいいですが
ここのところ強風の日が多かったので
もしかしてどこかの家の玄関にかけたものが
飛んで行ったのではないかとか。
(ウチの周りは働いている人がほとんどなので
回覧板はみんな直接渡しに行かず玄関にかけて回している)
いえ、それは私の責任でもなんでもないのですが
そういうことがあった場合、
組長の私が自治会長に言いにいかないといけないじゃないですか。
それが嫌で。
自治会長と気まずくなっちゃったので
なるべく接したくないんですよね・・。
さっき近所の奥さんが子供と道路に出ているのが見えたので
よっぽど回覧板が回ってきたかどうか聞きに行こうかとも
思ったけど
また近寄って、余計な用事(また何かの誘い)が増えるのが嫌だって
思ってしまう私は
やっぱりひきこもり。^^;
今日はもうとりあえず一仕事してきたんだから
もうこれ以上はいいやと思ってやめましたが、

でも気になる~~~~~。

イン・ザ・プール

2016-05-08 01:06:46 | つぶやき
奥田英朗のイン・ザ・プールという本を
少し前に買った。
短編集なのだが、買った直後に読んだ「イン・ザ・プール(短編名)」
には正直私はそれほどピンと来なかった。
期待が大きすぎたのかそれほど笑えなかったし
それほど「なるほど」とも思えなくて。
ので、この本はそれっきり読んでなかった。

ところがさきほどお風呂でたまたま「フレンズ(短編名)」を読んでみた。
そしたらなんだか妙に惹きつけられて一気に読んでしまった。
そして読んだあと、なんとも言えない爽快感があった。
他の短編も続けて読もうかとも思ったが
せっかくとてもいい気分になれたので
今日はここまでにしておこうと思いやめた。

たまーにお風呂で本を読んだりもするが
いつもは読みなれた、もう既に話を知っているが
気に入っていて何度も読み返したいような本を読むことが多い。
一度も読んでいないものを読むのは久しぶりだった。

というのも実は明日自治会の仕事が入っている。

去年の3月まで役員をやっていたので
度々入る自治会の仕事に参加していたが
一番最後に出たのはおととしの11月だったので
約1年半ぶりだ。
少し前までは明日の仕事も出るのはやめようと思っていた。
真面目に出れば「この人は出てくれる人」と決めつけられ、
次から次へと仕事を頼まれることになるのが怖かったからだ。
役員をやっていた時は実際そうだった。
ので、3月と4月の会議にも出なかった。
やる気満々だと思われないように。
ところが
GW前から自治会費の集金に歩き回ったりしだしていたからか、
最近は以前よりは人を避けたい気持ちが
少しだけゆるくなってきていたし、
明日の仕事は個人的に頼まれたわけでもなく、
組長は全員出ると決められている仕事なので、
そういうものに出なければ出ないで
やっぱり気分はそれほど良くないなと思った。
それに明日の仕事は公園の掃除なのだが
それは年に2回なので
とりあえず最初の1回だけ出て
それほどみんな真面目に来ていなければ
あとの1回はサボってもいいから、
とりあえず明日のだけは出ておこうかなと。
しかし、そう決めたものの、
直前になってきたら
やっぱりなんだか緊張や憂鬱が押し寄せてきた。

そんなこともあり、
なんとなく気軽に読めそうな
「イン・ザ・プール」を読んでみようと思ったのだった。

私が読んだ「フレンズ」は携帯依存症の高校生の男の子が
風変わりな神経科医のもとに通うことになるというお話。
(以下ネタバレです)
しかしある日携帯が使えなくなり、
一日に何百通というメールをやり取りし、
固く結ばれていたと思っていた友人たちとの絆は、
実はあっけないものだと気づかされることになる。
変わり者の神経科医に何気なく
「先生は友達いるんですか?」と聞くと
「いないよ」とあっけらかんと言う。
妖艶な雰囲気を醸し出す看護師のマユミさんにも
同じように聞くが
「いないよ」とやっぱりあっけらかんと言う。
そして私が印象的だったのは
その次に「それで淋しくないんですか?」と聞くと
「淋しくない」と答えるのかと思いきや、
「淋しいよ」とマユミさんは言うのだった。
「でも一人がいいの。楽だし。」と。

私も同じだ。
友達と呼べるような関係の人はいることはいる。
けど、実際に彼女たちのことを自分はどう思っているのか
ということを突き詰めれば
恐らく私も友達はいないに等しい。
けどそれで実際自分は淋しいのか淋しくないのかと
考えた時、答えはやっぱり「淋しい」だった。
そして淋しいから「友達は作らなきゃ」とまでは
思わなかったが
「もっと私も人と関わっていかなければ」とは思っていた。
明日の自治会の掃除に行こうと思ったのは
そういう理由も少しはあった。
けど、私は人と関われば「人に良く思われたい」という気持ちが
自動的に発生し、
「自分が周りからどんな風に思われるか、どんな印象に映るか」に
神経が行き過ぎて演技してしまい
自分ではいられなくなるのは目に見えている。
伊良部先生のように
人に嫌われるとか好かれるとか関係なくはとてもいられない。
だから疲れるのだ。

友達がいないのは淋しい。
けど、マユミさんのように
「でも一人がいいの。楽だし。」も本音なのだ。
友達がいなくても、
伊良部先生のように
心から夢中になれるものがあったり、
注文したクリスマスケーキのいちごが大きかったことを
喜んだりできる人になれたら
幸せかもしれないと思ったのだった。

とは言え、
明日の自治会には行きますよ?^^;
行きますし、
そんな風に生きられたら楽だろうなとは思っても
すぐに伊良部先生のようにはなれないので
実際の私はやっぱり緊張もしてるし憂鬱なんですけどね。

でもこんな時に読むには最高の物語でした。

また他の物語も読もうと思います。