眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

バーチャルな世界 仮想空間

2020年05月02日 | Weblog




アメリカのフェイスブックは2仮想現実(VR)端末向けの新たな交流サイトとして「ホライズン」を2020年に始めると正式発表したようだ。
「アバター」と呼ぶ自らの分身を通じて他の参加者と交流したり、グループでゲームに挑戦したりできる。パソコンやスマートフォンよりも深い没入感が得られるVR端末の特性を生かしたSNSとする考え方のようだ。

もしかしたら近い将来その仮想空間で会議を行ったり授業をしたり野球をしたり絵画や映画を鑑賞し演奏会が開かれ、様々な仮想通貨が生まれ、土地を買い、家を建て、様々なコミュニティができるだろう。

現在、携帯でいくらでも世界中で人と顔を見ながら会話ができ、YouTubeで個人でも世界へ発信でき、テレワークやSkypeなどのツールを使い会議ができること、30年前はそんなバカな世界あるかと思った筈だ。

30年後は今想像するより遥かに高度なバーチャルな世界があるだろう。
どこへでも瞬間移動ができ、匂いや味や肌の感覚までリアルに識別できるかもしれない。

そのうち現実との区別がつかなくなり、思い通りになり易い仮想現実の方が居心地が良くなり、その世界に移住し続けることを選択し、寝たきりになる人が続出し、社会問題にもなるだろう。
今流行りの「どうぶつの森」ぐらいに留めといた方が良さそうだと思うが。

1720年ペスト 1820年コレラ 1920年スペイン風邪 2020年新型コロナと100年周期でウィルスによるパンデミックが起こってきた。
今回のコロナも医学の力で治療薬ができ終息するだろう。

100年後の2120年にまた新たな強力ウィルスが繁殖しstay at homeになった時、人々が選択するのは、点滴等による栄養を常に身体へ補給し、最新のVR端末で仮想空間へアクセスし自分の脳を騙しながら見る世界。
映画「マトリックス」そのものである。