関空国際空港を11時半に出発。
エミレーツ空港は席に設置してある映画も選びたい放題で映画→機内食→映画→機内食→の連続。
何時間かかけてトランジットの為、ドバイ空港へ。
やたらと広いドバイ国際空港内には電車が何本も通っていて免税店など見たかったが今日、ウィーンについてゲネ本だからなるべく動かず体力を空港で温存。
ドバイで4時間程、トランジット待ちした後、エミレーツでウィーンへ。
ウィーンには12時半到着が大幅にオーバーし現地のバスでウィーン楽友協会ホールに着いたのは15時過ぎ。
パリ経由、ブタペスト経由の生徒、スタッフたちと合流しゲネ本。
まずムジークフェラインザールの音響の良さにみなが驚いた。
もちろん残響も普通のホールよりも多いのだが音の質をうまくカバーしてくれるかのようないつも上質な響きをキープしてくれる。
演出の確認とリハーサル。
その後、マエストロの控室を案内され使わせていただいた。
時差ボケに打ち勝つ為にユンケルを2本飲む。
1400の客席は全て埋まり立ち見席もいっぱいに。
安城学園高校吹奏楽部ウィーン公演の第1弾、ムジークフェラインでの演奏開始。
最初のフィンランディアあたりは聴き手も演奏側も固い感じだったが徐々にヒートアップしモーツァルトのコンチェルトあたりから盛り上がり、Xmasソング、ふるさとなどを含めた合唱曲、ラストのウィーアーザワールド。
アンコールでは指揮台の上からドイツ語で「zugabe!!!」(アンコール)と言うと大熱狂。
カバレリアルスティカーナを演奏し最後にラデッキー行進曲で締めた。
鳴り止まない拍手に全てのお客さんがスタンディングオーベーション。
こんな光景今までに見たことない。
ものすごい盛り上がりをステージ上から見るなんて。
我々がウィーン市民に祝福されている。