眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

原小学校音教

2008年11月19日 | Weblog
午前、午後と原小学校の音教。
午前中の体育館は寒いっ。
本番の黒背広の中にセーターを着込んでも寒い。

当然楽器はひえひえ。
管楽器において普段チューニングAは合わせるものの
通常の室温ではほとんど儀式的なもの。
リードの状態とかパラパラ吹いてみたり。
楽器の温まり具合により曲の途中で抜くこともしばしば。
みんな大体このくらい抜けばいつも合うというのを知っている。
(なにわOWではこの6年間1回もチューニングをしたことがありません。)

が!今日は違う。
体育館の室温は外とあんまり変わらずもちろん楽器は冷たい。
クラリネットは通常A,B♭管2本使うのでどちらか暖まったと思ったら
次の管が冷えて待ってるのだ。

今日はチューニングをしてもかなりピッチが低いのは予想できるが
あまりにも合わないのでシャレでちょびっとAsを吹いた。
弦楽器の方々が心配そうにこちらを見ていらっしゃった。
すみません…Asです。冗談のAsです。

曲が始まると低い!とか言ってられないので何とか合わせようと
歳末助け合い運動の如くみんなが歩み寄る。
何事もなかったようにバッチリ、この辺りもプロの成せる技か…と呟いてみる。

午後は気温が上がってきたのとストーブ倍増で体育館はとても暖かく
生徒の背筋もピンと立ってるような気がした。