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名画展と名月

2015年09月27日 | Weblog


明け方頃、雨が激しく降っていました。その後はたいしたことがなく、午後はやんで青空になりました。気温も上がって、少し動くと汗が出ます。

 
                                    川澄淳 展
   
茨城県天心記念五浦美術館と言うところで行なわれている、知人の絵画展を見て来ました。ものすごい作品の数です。
油絵を中心に水彩画や、木彫りの裸像など、さまざまな絵や造形が見られてとても楽しかったです。

 
                                      美術館

多くの人が見に来ていました。かなり見ごたえのある展示でした。

絵を見ていると、いろいろなことを考えます。絵が何かを語りかけてくるのかも知れません。
私はもちろん、絵の専門家ではありませんので、作品のここのところの描写が素晴らしいとか、色の出し方描き方の技術の素晴らしいと、細かなところまでは見通せないのですが、それでもそれなりに見ることができるので楽しいです。

  
                                    美術館
 
風邪気味だったので、大事をとってしばらく家の中に燻ぶっていたのですが、今日は久しぶりに遠出のドライブができ、良い絵を沢山見ることができ、気分がすっきりしました。
たまには出かけるのも良いですね。

 

今夜は月見。幸い、空は晴れてきれいな月を拝むことができました。いまは、なかなか月を愛でることの少ない時代。少しでもと思い、庭にでて撮ってみました。
昔は、月を見ていろいろなことを思ったそうです。いや、私が子どもの頃はテレビなどないし、電気も来ていなかったので、天空に浮かぶ月を眺め、畳の上にさす月明かりを眺めたりして宵を過ごしたものです。

絵に描いたような句があります。

      名月や 畳の上に 松の影    其角(きかく)

それから
      
      名月や 池をめぐりて 夜もすがら  芭蕉
                      
                 夜もすがら  =  一晩じゅう

 

いつものようにお月様にお供えをしました。栗、葡萄(巨峰)、里芋は自家製です。