隣り合っている畑は、こちら側が雑草だらけだと迷惑でしょうから、根元から削り取るようにして草刈をしました。刈った草は自分の畑の方へ。
畑と言っても、今はブルーベリーが一列植えてありますので、下に雑草が生えているくらいの方が、根元が乾きすぎないので良いのですが。
飛び立つ虫
夏が再来です。草刈は大汗が出ました。滝のように流れました。華厳の滝か那智の滝。いやいや、これは袋田の滝。大げさだなぁ。
北東の風を強く受けるらしくて、雨が降り地盤が緩んだところに風が吹くので、ピラカンサスだの、白ムクゲだの、アスパラガスだの、ビワの木が南西の方に傾きます。
そういうところは、畑の土のようにやわらかいので、起こしてもまた斜めになりますから、杭を深くぶち込み、紐で引っ張るようにします。
がしかし、これが起こすとなると、嫌だと言わんばかりにこれまた抵抗をするのです。仕方がないから、あとは力任せにやるしかありません。優しくなんかしていられませんから。
今日は、久しぶりに一日中晴れ渡っていますので、やっと猫のミーちゃんは思いっきり外で遊べます。
しかし、さすがに疲れてか、しばらく見かけないので、外で呼ぶとかなりしばらくしてから、眠そうに目をしばたたくようにして近寄ってきました。
どこか木陰で寝ていたんですね。とにかく、その辺にいたのでホッとしました。
「 ミーちゃん、どこにいたの?」 「 ・・・・・・・・ 」 「 返事が無いね。その辺だよね。」 の、いつも一方的な会話です。
猫ばかりではなく、今日は蝉の声も元気に聞こえるし、飛び回る虫の多いこと。やっぱりこの夏のような秋晴れを待っていたんですね。
まぶしくて、目を開けているだけで疲れそうです。
おしなべて 物をおもはぬ人にさへ
心をつくる 秋のはつ風 西行