威厳を保つために、いろいろなことをやるものですね。模範を示す人を表彰したり。いえいえ、あの野球選手のことではありませんよ。
久しぶりにパレット・テーブルを作りました。今まで幾つもつくりましたが、野ざらしなので老朽化が早いです。
このパレットというのは、フォークリフトで物を運ぶのに使うものです。天板の上にものを乗せ、天板下にフォークを入れて運ぶのです。普通は天板は隙間のあるものが多いですが、これは紙製品を運ぶので、紙自身の重みで一番下の紙に筋目ができないように、目が全部詰まっています。
テーブルの脚には筋交いを作る代わりに幅広の板をあてがい歪みを防ぎます。今回は天板にねじれがあったので、脚の長さを同じにしてもガタンガタンとなります。しかし、土の上に置くのでその点は大丈夫。とにかく、脚の長さは同じにしました。
屋根付きの下に置くことにしました。これなら老朽の速度はおそくなるはず。ここでお茶を飲むことにしています。
保育園から、いちばん小っちゃな子たちが乳母車に乗ってやってきました。これは四人乗りです。
草の上で写真を撮るためらしいです。園児が来たときに、花を摘んで遊べるようにと、全部は草を刈り取らないでおきました。
フェンスの向こうにあるのは保育園の先生の車です。
ウラシマソウの花。ヒゲのように一本糸が出ていますが、これを釣り糸と見なすのだそうです。
名 句
悠然(いうぜん)として山を見る蛙(かへる)かな 一茶
大根(だいこ)引き大根で道を教えけり 一茶
富士一つうずみ残して若葉かな 蕪村
ほろほろと山吹散るか滝の音 芭蕉
けふ(今日)は蕗(ふき)をつみ蕗をたべ 山頭火