たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はモーツァルト:ピアノソナタ第12番です。
モーツァルトに関しては、ピアノソナタでもタイトルのついた曲が、たくさんありますが、もちろんモーツァルトの曲もタイトルがついていなくても、明るく楽しい曲はたくさんあります。
この曲もタイトルは特についていませんが、明るくおちついた曲調はモーツァルトらしく、朗らかなフレーズが続きます。
第1楽章:おだやかなピアノが軽やかに響いていきます。
やわらかな序奏(イントロ)が終わると、力強いフレーズが曲を引き締めます。
その後も、おだやかなフレーズに低音がキリッとアクセントを効かせながら、
お互いのバランスを保ちつつ進めていきます。
ゆるやかに聴かせながらも、何度も崩れそうになりますが、すぐに元の調子に
戻っていきます。
何度も似たようなフレーズが続きますが、毎回どこか少し違ったニュアンスを
聴かせてくれます。
可愛らしく聴こえたり、やわらかく聴こえたり、間に入る少し暗めのフレーズ
もちょうど良いアクセントになっていて、最後まで飽きずに聴いていられます。
第2楽章:やさしく、あたたかいゆったりとしたメロディが、ふわっと
やわらかく響きます。
聴いていると、いつの間にか少し切ない雰囲気になってしまいますが、
それでも、ゆっくりと流れる時間にそのまま身をまかせていると、
わずらわしい事も忘れて、ピアノの響きの中にいつまでも居たくなるような
なごやかな響きがずっとつづいていくような、そんな気分になって
しまいます。
シンプルなフレーズが短い時間をゆったりと感じさせてくれます。
第3楽章:少し勢いをつけたピアノが、転がり出すように音を響かせていきます。
止まりそうになったかと、思うとポーンと高く弾む音はとても軽快に聴こえます。
勢いはあるものの、決して速すぎず、かと言って遅くも無い、
程よい速さで軽快なリズムとメロディを聴かせてくれます。
マイペースなメロディは少しずつ変化を付けながら聴かせていきます。
後半に行くに従って低音が効果的に入ってくると、少しずつ元気になっていって
いるような気がします。
少しだけ、切ないような表情も見せながら、高音のメロディが明るく朗らかに
転がるように聴かせると、最後はしっとりと終わります。
久々にモーツァルトのピアノを聴いた気がしますが、いつ聴いてもマイペースで明るく軽やかに聴かせてくれるモーツァルトは、落ち着いた気分にさせてくれると思います。
暑い日がまだまだ続くようですから、こういう軽やかな曲を聴くと、少しは暑くてうっとおしい日も、気分転換になるかもしれないですね。
≪オススメCD≫
クラウディオ・アラウのゆったりとした演奏でどうぞ。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
明るく軽やかなピアノは、ゆっくりと聴きたいですね。
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今日はモーツァルト:ピアノソナタ第12番です。
モーツァルトに関しては、ピアノソナタでもタイトルのついた曲が、たくさんありますが、もちろんモーツァルトの曲もタイトルがついていなくても、明るく楽しい曲はたくさんあります。
この曲もタイトルは特についていませんが、明るくおちついた曲調はモーツァルトらしく、朗らかなフレーズが続きます。
第1楽章:おだやかなピアノが軽やかに響いていきます。
やわらかな序奏(イントロ)が終わると、力強いフレーズが曲を引き締めます。
その後も、おだやかなフレーズに低音がキリッとアクセントを効かせながら、
お互いのバランスを保ちつつ進めていきます。
ゆるやかに聴かせながらも、何度も崩れそうになりますが、すぐに元の調子に
戻っていきます。
何度も似たようなフレーズが続きますが、毎回どこか少し違ったニュアンスを
聴かせてくれます。
可愛らしく聴こえたり、やわらかく聴こえたり、間に入る少し暗めのフレーズ
もちょうど良いアクセントになっていて、最後まで飽きずに聴いていられます。
第2楽章:やさしく、あたたかいゆったりとしたメロディが、ふわっと
やわらかく響きます。
聴いていると、いつの間にか少し切ない雰囲気になってしまいますが、
それでも、ゆっくりと流れる時間にそのまま身をまかせていると、
わずらわしい事も忘れて、ピアノの響きの中にいつまでも居たくなるような
なごやかな響きがずっとつづいていくような、そんな気分になって
しまいます。
シンプルなフレーズが短い時間をゆったりと感じさせてくれます。
第3楽章:少し勢いをつけたピアノが、転がり出すように音を響かせていきます。
止まりそうになったかと、思うとポーンと高く弾む音はとても軽快に聴こえます。
勢いはあるものの、決して速すぎず、かと言って遅くも無い、
程よい速さで軽快なリズムとメロディを聴かせてくれます。
マイペースなメロディは少しずつ変化を付けながら聴かせていきます。
後半に行くに従って低音が効果的に入ってくると、少しずつ元気になっていって
いるような気がします。
少しだけ、切ないような表情も見せながら、高音のメロディが明るく朗らかに
転がるように聴かせると、最後はしっとりと終わります。
久々にモーツァルトのピアノを聴いた気がしますが、いつ聴いてもマイペースで明るく軽やかに聴かせてくれるモーツァルトは、落ち着いた気分にさせてくれると思います。
暑い日がまだまだ続くようですから、こういう軽やかな曲を聴くと、少しは暑くてうっとおしい日も、気分転換になるかもしれないですね。
≪オススメCD≫
クラウディオ・アラウのゆったりとした演奏でどうぞ。
モーツァルト:Pソナタ第11番アラウ(クラウディオ),モーツァルトユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
明るく軽やかなピアノは、ゆっくりと聴きたいですね。
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アラウのアルバム持っています。アラウにハマってしまい、当時、1枚1000円だったので、買ってしまいました。
私のブログにコメント下さるSJesterのバックステージのクラウディオ アラウさんは非の打ちどころのないくらい詳しい、というよりも手強いです。特にピアノ曲(コンチェルトも含む)に関しては90%ははっきりしています。
マイナーや海外レーベルなどから演奏家を発表し、評価しますからね。
それでも、私も初めの頃は複数のCDを持っているのはあまり感心しないと思われるので、避けてたのですが、けいさんがオススメCDを何枚も入れたり、クラウディオ アラウさんは聴き比べているので、恥ずかしくなくなって、つい、調子に乗ってしまうクセがついてしまいました。中古店で廃盤探しもしますしね。
私自身は演奏家を聴き比べることにより、脳の活性化につながるようになるような気もします。
ピアノは昔、習ってたけど、レベルが上がるごとに鍵盤に手が届かなくなったりして、結局、挫折してしまいました。
でも、けいさんがピアノ曲をこうして、リアルに表現してくれている。
ピアニストにも流派はあるのだなと感じるような気もしますね。
有名な曲だと「トルコ行進曲」ではグレン・グールドやマリア・ジョアン・ピリス、そしてこのアラウ、それぞれの演奏は同じ曲には聞こえないほど三者三様の演奏をしていますよね。
同じ曲の複数CDは基本的には買わないようにしてますが、最近はお目当ての曲に、たまたま持っている曲が入ってると買うこともあります。
それにしても、よもやこのブログがeyes_1975さんがCDを買うきっかけになっているなんて、ちょっと恐縮です。
自分の場合は、たまたま近くにクラシックを聴く友人がいたのでCDを借りたりするうちに、同じ曲でもいろんな演奏があるんだなぁと関心したのが、きっかけですね。