ＣＭのクラシック（その15）

たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか？

今日はＣＭのクラシック（その15）です。

さてテレビでは連日たくさんのコマーシャルが流れていますが、そんなＴＶＣＭの中にもクラシック音楽は結構使われています。それをクラシック音楽と意識しなくても知らず知らずのうちに聴いてしまう愉快なメロディを思わず口ずさんでいる事もあるんじゃないでしょうか？

最近は、ちょっとＣＭチェックもおろそかになっているので、多分この他にもクラシックのＣＭがあると思うんですが、とりあえずチェックしたやつを紹介します。

デアゴスティーニ：ケーキ＆デザート
【曲目：ヴァイオリン協奏曲第２番～第３楽章：パガニーニ】
有名パティシエのとっておきレシピをやさしく伝授！簡単おやつから本格デザートまで。
まぁ～デアゴスティーニってスゴイですよね。何でも週刊誌にしてしまうからたまげたもんです。ＣＭではピアノ伴奏にヴァイオリンソロの形で演奏されてるみたいです。

バイオテック
【曲目：アイネクライネ：モーツァルト】
日本初の育毛専門サロンを展開！日本初の特許！まずは無料体験を！だって。
黄色いスカーフに白いスーツを着た女性がＣＭやってました。
アイネ・クライネの軽やかなリズムに乗せてＣＭが流れてきますから、なんだかちょっと見てるだけだと、髪の毛のＣＭと感じないような気がします。

ジョージア：エメラルドマウンテン（会議編）
【曲目：大序曲「1812年」：チャイコフスキー】
会議室で、「吉田君どう思う？」と英語で聞かれた吉田君。「私も彼女と同意見です」と英語で応える吉田君・・・。
すると、自販機の前でジョージアを飲んでいた吉田君に先輩が花束を持って「おめでとう吉田君、英語通じたわね！」と声をかける。なぜか町中が大騒ぎになり英語が通じた吉田君は1812年のメロディをバックに町中をパレード。欽ちゃんまで抱きついてきて「感動したよ～」という始末。最後はメロディに乗せて「とはいえ今日も上出来だ～♪」と終わるＣＭ。
なんだか、わかったような分らないようなＣＭです。

ソフトバンク：ホワイト学割
【曲目：カンタータ「目覚めよと呼ぶ声あり」：バッハ】
毎度おなじみの上戸彩さんが学生に、「ホワイトプランに加入されたお客さんは基本料が3年間無料に！～～」と説明すると、学生は「そこまでしてもらうと・・・」と恐縮してしまい、そこへ犬が出てきて「遠慮なんかするな！」というと曲が流れてくるＣＭ。
こちらもＣＭの意図はわかりますけど、寸劇の意味はいまひとつ分からないＣＭです。


※曲目のリンクはこのブログで書いた記事のページにつながります。


ソフトバンクは毎度のクラシック路線を進んでいますが、最近はジョージアもこの路線に来てるような・・・。そうそう！この調子で、ＣＭ業界のみなさん、クラシックですよクラシック。古いようで新しい！どんどん使ってくださいな。

【前回のＣＭのクラシック】