初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

セレナーデ第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」

2006年02月20日 | モーツァルト
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はモーツァルト:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」です。

この曲なら、もう今更言わずと知れた名曲ですよね。誰でも必ず聴いた事ある曲の
ハズです。クラシック音楽の代表格と言っても過言ではないでしょう。
この曲もセレナーデなんですね。チャイコフスキーの時にも紹介しましたが、実際に
CDを調べてみると、「セレナード」となっているものも多数ありますが、これは
フランス語読みのようで、「セレナーデ」はドイツ語読みのようです。まあどっちでもモノ
自体は変わらないので、ここではセレナーデにしときます。(別に根拠はないけど、)

ちなみに、この曲のタイトルはドイツ語で「アイネ」は英語で言うaとかanみたいな
ヤツで「クライネ」はかわいいとか小さい、「ナハト」は夜、「ムジーク」は音楽(英語
だと「ミュージック」)なんですね。だから日本ではまとめて「小夜曲」なんて訳され
たりもしてるみたいですね。

さて、曲ですが、スッキリして軽快な曲ですよね。時間も全部で20分弱と初心者でも十分
聴ける手ごろな長さじゃないでしょうか?
ただ、この曲も1楽章の冒頭部分だけが、ズバ抜けて有名になってしまいましたが、最後
まで聴いてもいろいろあるので、聴いてみてくださいね。


 第1楽章:冒頭部分のあまりにも有名なこの曲。今更説明する必要もないと思いますが、
 とても軽やかで、スッキリとしたテンポが聴いていても耳障りがいいですよね。

 第2楽章:ゆっくりとしたテンポになります。とってもやわらかそうで、ふんわりとした
 感じのこの曲。午後に紅茶とか飲んだあとにこの曲を聴きながらお昼寝とかしたら、
 とっても熟睡してしまいそうです。

 第3楽章:テンポに合わせて思わず肩を横に振ってしまいそうな序奏(イントロ)から
 始まり、ヴァイオリンのゆっくり揺れるようなテンポのフレーズがとってもいいですね。
 
 第4楽章:ちょっと小走りなテンポがとっても小気味よく聴こえてきます。始終、最初の
 テーマがなり続け、途中でチェロやビオラなどがあいづちを打つように重なってきます。
 聴いててとっても面白い曲ですよね、この曲。
 
さてさて、いろいろ書きましたが、クラシックではタイトルも曲も同時に有名な曲は珍しい
と思いますが、ここまで有名な曲も他にはなかなか、ないでしょうね。

≪オススメCD≫
コメントでもベタ褒めされているので、とってもいいんじゃないでしょうか?

モーツァルト:セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
ベーム(カール), モーツァルト, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサルクラシック

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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:★★★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
ちょっとくらい悲しい事があっても、これを聴くと「ま、いっか!」なんて思えてくるかも。

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2 コメント

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Unknown (LiLA管理人)
2006-02-20 14:38:16
この曲の一楽章提示部が終わる所でDFisDの音形が、そのままK136に出て来ます。で、Eine Kleineを弾いている途中で、Divertimentoに乗り換えるという冗談をやったりします。





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たのしそうですね (けい)
2006-02-20 20:01:00
いや~実際に弾ける方だといろいろ遊べて、面白そうですよね。弾けない人でも、MDとかでつなげると、出来そうですが、それでもかなりの技が必要かも。また面白い冗談があったら、コメントお願いします!

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