たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はチャイコフスキー:〈大序曲〉1812年です。
ブラスバンドなんかやってた人にはとて有名な曲なのではないでしょうか?
とっても懐かしく感じる曲ですが、今練習してる人もいるんでしょうね、きっと。
とにかくカッコイイんですよね、この曲は。緊迫した雰囲気の中で高らかにパーン!
と鳴り響くトランペット。気分爽快ですね。
さて、この曲名にもなっている1812年はナポレオンがロシア遠征を行った年なんですね。
60万の大軍をもって意気揚々とロシアへ出発したナポレオンですが、ロシア軍の焦土作戦
により、食糧不足に悩まされたナポレオン、そうこうしている内にあっという間にロシア
に冬が訪れたので、なすすべも無く、引き返さざるを得なくなり、パリへと帰ってきた数
はわずか3万とも言われる大敗をしたようです。
チャイコフスキーはこの年にはまだ生まれてもいませんでしたが、やはりロシア人として
は、大きな出来事だったんでしょうね。この曲も当然ロシア側に立ったイメージとして、
作曲されています。
「大序曲」となっていますが、別段オペラになっている訳でもなく、おそらく曲の長さから
序曲にしてはちょっと長めかな?というくらいのイメージと派手に鳴り響くオーケストラ
の雰囲気からこんな名前をつけたんじゃないでしょうか?(ホントかよ!?)
演奏時間は15分くらいですし、特に楽章分けがされている訳でもありませんから、時間的
にも聴きやすいんじゃないでしょうか?
少し低めのヴィオラとチェロの暗いフレーズから始まります、これはロシアの古い聖歌
が使われていてるようです。そこへ、フランス軍侵攻!の一報が入ったんでしょうか?
慌ただしく、ざわめき立つ兵士や民衆の焦り、動揺みたいなイメージの曲調になります。
そこへフランス軍をイメージした、「ラ・マルセイエーズ」(フランス国家)が徐々に
徐々に大きく鳴り響いてきます。(ロシア軍ピンチ!)その後フランス軍とロシア軍が
一進一退を繰り返すような、攻防が続きます。
途中、休戦でもしたかのようなおだやかな曲調になりますが、再び戦闘再開!
しかし今度は、その「マルセイエーズ」がだんだん押されてきて最後には、ロシア軍の
勝利を祝う鐘の音や、ロシア国家、雄大なファンファーレが鳴り響き、祝勝ムードで曲
が終わります。
とにかく、最後は派手に終わり、気分爽快な一曲です。CDによっては、最後の勝利の部分
で実際に大砲を鳴らしたものを録音したものもあるらしく、とにかく派手好きな方には
たまらない一曲でしょう。
≪オススメCD≫
ジャケットにもあるように、当時はこんな感じだったんでしょうね。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★ →勇☆☆☆☆☆
怒:☆☆☆★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆★★
≪おすすめシチュエーション≫
ムシャクシャした時は、この曲を聴いてスカッと気分爽快に!
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今日はチャイコフスキー:〈大序曲〉1812年です。
ブラスバンドなんかやってた人にはとて有名な曲なのではないでしょうか?
とっても懐かしく感じる曲ですが、今練習してる人もいるんでしょうね、きっと。
とにかくカッコイイんですよね、この曲は。緊迫した雰囲気の中で高らかにパーン!
と鳴り響くトランペット。気分爽快ですね。
さて、この曲名にもなっている1812年はナポレオンがロシア遠征を行った年なんですね。
60万の大軍をもって意気揚々とロシアへ出発したナポレオンですが、ロシア軍の焦土作戦
により、食糧不足に悩まされたナポレオン、そうこうしている内にあっという間にロシア
に冬が訪れたので、なすすべも無く、引き返さざるを得なくなり、パリへと帰ってきた数
はわずか3万とも言われる大敗をしたようです。
チャイコフスキーはこの年にはまだ生まれてもいませんでしたが、やはりロシア人として
は、大きな出来事だったんでしょうね。この曲も当然ロシア側に立ったイメージとして、
作曲されています。
「大序曲」となっていますが、別段オペラになっている訳でもなく、おそらく曲の長さから
序曲にしてはちょっと長めかな?というくらいのイメージと派手に鳴り響くオーケストラ
の雰囲気からこんな名前をつけたんじゃないでしょうか?(ホントかよ!?)
演奏時間は15分くらいですし、特に楽章分けがされている訳でもありませんから、時間的
にも聴きやすいんじゃないでしょうか?
少し低めのヴィオラとチェロの暗いフレーズから始まります、これはロシアの古い聖歌
が使われていてるようです。そこへ、フランス軍侵攻!の一報が入ったんでしょうか?
慌ただしく、ざわめき立つ兵士や民衆の焦り、動揺みたいなイメージの曲調になります。
そこへフランス軍をイメージした、「ラ・マルセイエーズ」(フランス国家)が徐々に
徐々に大きく鳴り響いてきます。(ロシア軍ピンチ!)その後フランス軍とロシア軍が
一進一退を繰り返すような、攻防が続きます。
途中、休戦でもしたかのようなおだやかな曲調になりますが、再び戦闘再開!
しかし今度は、その「マルセイエーズ」がだんだん押されてきて最後には、ロシア軍の
勝利を祝う鐘の音や、ロシア国家、雄大なファンファーレが鳴り響き、祝勝ムードで曲
が終わります。
とにかく、最後は派手に終わり、気分爽快な一曲です。CDによっては、最後の勝利の部分
で実際に大砲を鳴らしたものを録音したものもあるらしく、とにかく派手好きな方には
たまらない一曲でしょう。
≪オススメCD≫
ジャケットにもあるように、当時はこんな感じだったんでしょうね。
チャイコフスキー:1812年小澤征爾, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団, チャイコフスキー東芝EMIこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★ →勇☆☆☆☆☆
怒:☆☆☆★★
哀:☆★★★★
楽:☆☆☆★★
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