初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

CMのクラシック(その4)

2007年08月19日 | CMのクラシック
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はCMのクラシック(その4)です。

さて、テレビCMで流れているクラシックの曲を紹介していこうという、この企画早いもので、もう4回目になるんですね。
最初は軽い気持ちで始めたこのコーナー。CMと言ってもそんなにしょっちゅう新しいCMが流れてる訳でもないし、増してやクラシックが使われているCMと言えばその中でも限られたものになるハズなので、「まあ2・3ヶ月に1回か、よくて月1回くらいのペースで2・3本のCMが紹介できればいいのかな?」ぐらいに考えてたんですが・・・、結構いいペースで新しいクラシックCMが流れているのはちょっと自分でも驚きです。

という訳で、最近みつけたクラシックCMをどうぞ。


ホンダ:低重心ミニバン
【曲目:ピーターと狼:プロコフィエフ作曲】
このCMはオーケストラサウンドではないんですが、ファゴットのリズムに乗せて口笛でメロディをのせた感じのゴキゲンな明るいCMでした。知ってますよね。
「ミニバンの床を低くしたら乗り降りしやすくなりました。」っていうヤツです。
なかなか面白いCMでした。


NTTDOCOMO:うた☆ホーダイ
【曲目:ノクターン(夜想曲)第1番:ショパン作曲】
雨の日に妻夫木聡さんが「空けてくれー」と言ってドアを開けて入ると、中に居る吹石一恵さんに「好きだ、好きなんだ・・・歌が好きなんだー!」と叫ぶCMです。
こちらはNTTDocomoのホームページで今も見れますね。
最初のショパンが深刻なシーンを演出しているだけに、その後のギャップが結構笑えるCMです。

ゼロックス
【曲目:ラ・カンパネラ:リスト作曲】
たくさんのグランドピアノが並んでいますが、それぞれのピアノには鍵盤がひとつずつしかありません。それぞれのピアノの前には白いタキシードを着たピアニストが人差し指で目の前の一つだけの鍵盤を、代わる代わる演奏していくと…、ひとつの曲が流れてきます。そして、「個人の知が共鳴し合い新たな知がうまれる・・・。」というセリフを最後に言うヤツです。う~んカッコイイ!

日本和装
【曲目:「子供の領分」~ゴリウォークのケークウォーク:ドビュッシー】
これは、結構貴重なCMかも?和服のCMで、渡辺謙さんが軽快に歩きながら「着物の国に生まれたのに、自分で着られないなんてもったいない。」と語るCMです。
実際にテレビで見たのは1回か2回程度ですが、ネットで調べると、日本和装のホームページでこのCM見られます。


いや、スゴイですね。最近のCMはほとんど各社のホームページで見られますから、便利な時代になったもんだとつくづく感心してしまいます。
それはそうと、クラシックの使われているCMって昔から結構ありますけど、今でも次々にやってるもんですね。
ひょっとしたら、聞き逃していたり、それと知らずに聴き捨てていたりしているCMもまだまだあるのかもしれません。


今回はリストのラ・カンパネラの記事をまだ書いていないのでそのうちに・・・
【このブログの中で】
♪前回紹介したCMのクラシック
♪プロコフィエフ:ピーターと狼の記事はこちら
♪ショパン:ノクターンの記事はこちら
♪ドビュッシー:子供の領分の記事はこちら



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