チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

怒、怒! 埋立申請が提出されてしまった!(追記あり)

2013年03月22日 | 沖縄日記・辺野古

 (今日の北部土木事務所。大勢の報道陣が待機していた。埋立申請書は、この2時間後に提出されてしまった。)

 今朝も午前7時に那覇を出発、名護の北部土木事務所には午前8時過ぎについた。すぐに2Fの廊下に座り込み、防衛局の公有水面埋立申請書持込みを阻止するための監視態勢に入る。

 今日も新聞記者やテレビのカメラマン等は大勢待機しているが、反対派の市民はほとんど来ない。那覇から一緒に行ったMIさんと、昨日、電話でお願いした名護のMAさんと私の3人のみだ。これでは、もし防衛局が来てもどうしようもないと、途方にくれながら座り込みを続ける。

           (いつもこの布製ポスターが役に立つ)

 午後になって、いつも大山ゲートの抗議行動に来られているNさんら2人が来てくれた。Nさんらと、おそらく25日(月)に持ち込まれる可能性が高いので、なんとか大勢集まるように呼びかけようと相談する。その後、午後2時半頃、MIさんと2人、どうしようもない所用のため、名護を離れる。

 ところが、1時間ほどして、MAさんから、突然、「やられた!」と電話が入った。MAさんらが座り込んでいた2Fではなく、3Fの庶務の部屋に突然、防衛局職員らが現われ、「埋立申請書を提出します」とだけ言って、わずか1分ほどで、すぐに逃げ去っていったという。なんという姑息なやり方だろう。

 北部土木事務所の所長は、2Fの維持管理班でしか受け取らない、と言明していたにもかかわらず、全く関係のない庶務班の部屋に持ち込まれたのを認めたのだ。県の「事務分掌」を見ても、庶務班にはこんな業務はない。まるで、結婚届けを、たとえば、道路建設課に持ち込んだようなものだ。普通なら、「ここは所管が違うから、2Fの維持管理班へ持っていってくれ」と突き返すべきなのだ。県の責任も大きい。

 (2階の維持管理班。道路、河川、港湾の許認可はこの窓口でしか受理されない。何故、全く関係のない庶務の部屋に放り込まれた書類を県は認めるのか?)

 県民会議は、北部土木事務所での監視態勢を来週火曜日(26日)の昼から予定していた。しかし、私は、防衛局は、きっと混乱を避けるために、それ以前に持ち込むのではないかと考え、昨日から個人的に呼びかけて座り込みを始めていた。もう少し多くの人たちが集まっていたら、今日の搬入も阻止できたのではないかと思うと残念でならない。

 

 

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