チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

高江が緊急事態! 全国から500人もの機動隊が派遣される---高江への最大限の結集を!

2016年07月13日 | 沖縄日記 高江

  13日(水)は、識名トンネル住民訴訟の弁護団会議等のため、1日中、那覇にいた。それでも、高江の状況が気になって時々、電話で様子を聞いた。今日も大型車で大量の資材等が運び込まれたようだ。

 今朝の地元2紙の報道を見て唖然とした。政府は高江に全国から機動隊500人を派遣するというのだ。昨年、辺野古に100人規模の機動隊を派遣して大きな問題となったが、今回はその5倍以上だ。何がなんでも反対する地元住民、県民を蹴散らして工事を強行しようというのだ。ここまで沖縄県民を馬鹿にするのかと怒りが収まらない。

 今、何よりも急がれるのは、知事の毅然とした対応だ。知事は、知事選挙前には高江住民の要請に答え、「オスプレイの配備撤回を求めており、連動した反対する」と述べていた。しかし、知事就任後、明確な態度を示していない。今回の工事強行に対しては、11日の夜に「到底容認できない」という抗議の記者会見を行ったが、さらに明確にヘリパッド建設反対を表明すべきだろう。

 

 今朝、高江現地では早朝から会議が持たれている。会議後、皆で記者会見を行い、このような緊急事態を迎えた今、多くの県民、そして全国から一人でも多く、高江に結集してほしいと訴えた。

 下はその記者会見の様子を報じた琉球新報。

「ヘリパッド建設阻止に力を」 東村高江 住民ら県民に呼び掛け

米軍北部訓練場のヘリパッド建設工事再開に向け、県民に抗議行動参加協力を呼び掛ける沖縄平和運動センターの山城博治議長(前列中央)、ヘリパッドいらない住民の会の安次嶺現達さん(前列左から2人目)、伊佐育子さん(同4人目)、高江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会の間島孝彦共同代表(同左端)ら

 【東・国頭】米軍北部訓練場の一部返還に伴い東村高江集落周辺にヘリパッドを建設する計画で、政府が全国から約500人の機動隊員を派遣し、今月下旬にも建設工事に着手することを受け、建設に反対する市民らは13日午前、ヘリパッド建設が予定される「N1地区」のゲート前で会見し、座り込み抗議行動への県民の参加協力を求めた。

 ヘリパッド建設抗議行動の世話人を務める沖縄平和運動センターの山城博治議長は「数の力で強行するのは許せない恥ずべき行為だ。ぜひ現地に駆け付け、ヘリパッドの建設を阻止し、森を守る闘いに参加協力してほしい」と県民に呼び掛けた。
 高江の「ヘリパッドいらない住民の会」の安次嶺現達さん(57)は「私たちは普通の生活がしたいだけだ。住民を蹴散らして追い出し、ヘリパッド建設を強行しようとする政府の姿勢は絶対に許せない。高江の住民は少ない。全国の皆さんに現状を知ってもらい、ぜひ協力してほしい」と呼び掛けた。
 同じく同会の伊佐育子さん(50)は「オスプレイが午後10時すぎまで高江周辺を飛び回る状況だ。ヘリパッド建設を許せば、子どもを守るどころか生活さえできない状況に陥る。多くの人に応援を願いたい」と語った。
【琉球新報電子版】

 
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北部訓練場・ヘリパッド工事... | トップ | 来週、高江に全国から機動隊... »
最新の画像もっと見る

沖縄日記 高江」カテゴリの最新記事