2月21日(日)は、辺野古新基地建設のための埋立土砂が運ばれる可能性のある糸満市の鉱山を見てまわった。
そのいくつかの写真を添付する(Aさん撮影の写真を借用)。あまりの惨状に、思わず唖然とするような光景が続いた。巨大な掘削跡が埋戻しもされずに放置されているだけではなく、あちこちに残土の山がそびえている。防衛局は、南部地区から辺野古埋立に必要な量の2倍の岩ズリが調達可能としているが、こうした残土も含まれている可能性が高い。
現在でもこんな状況だから、辺野古への土砂搬出が始まれば、ますますひどいことになることは目に見えている(詳細は後日、説明する)。
鉱山をまわっている時に突然、電話が入った。玉城デニー知事が、魂魄の塔横の熊野鉱山を視察しているという。大慌てで米須へ直行したが、入れ違いになって、会うことはできなかった。
水曜日から始まる沖縄県議会の代表質問・一般質問では、多くの議員がこの問題を取り上げる。平和市民連絡会や宗教者グループも、知事の現場視察を求めている。そして、3月1日からは具志堅隆松さんのハンストも始まる。
知事は現場を確認して、どのように感じたのか? 一刻も早く、自然公園法第33条2項に基づき、熊野鉱山の開発中止命令を出さなければならない。
明日以後、知事が毅然と対応されることを期待している。
巨大な鉱山跡は、今は土砂(産廃?)捨て場となっている。
この荒崎海岸の鉱山も、県が自然公園法違反の開発行為であることを認めている。