中二な中年の備忘録

備忘録なので大した内容はありません。
たまにちょっと多めに語る時があります。
競馬の話題の時はさらに饒舌になります。

豊島区≒池袋、ではない

2016年02月13日 22時50分37秒 | ぶらり、城北
2016.2.6の備忘録

新宿区立中村彜アトリエ記念館→車(立ち食いそば)→旅猫百貨店(雑貨)→としまエコミューゼタウン(区庁舎)→天下鳥ます(から揚げ)

最近の池袋周辺の再開発の激しさと、区内の他地区との比較を見るにつけ、そう言いたくなってくるよ。新区庁舎も、何だかありったけ詰め込んだ感じで、外観もそう思ったけど、それこそバベルの塔でも造った気になってるんじゃないかと思えてくるよ。“庁舎まるごとミュージアム”なんて嘯いてるけど、殆どパネル展示しかないから、ちゃんとした展示施設を造るのを渋ってるようにしか思えないよ、庁舎はこんな豪勢なのにね。そりゃ、駅前こんだけガツガツ開発すれば、観光客や買い物客は増えて、区に入って来る税金も増えるのかも知れないけど、問題は、その税金は何処に投入するためのものかってこと。23区で唯一、消滅自治体に指定されて憤慨してたけど、恐らくこういう所を見られたんじゃないのかね。

豊島区が庁舎を一新したことで、我が北区の庁舎が、いよいよ23区でも一番年期の入っている部類ってことになるね。流石に継ぎ接ぎが過ぎて限界は明らかだし、新庁舎の計画も上がってるけど、反面教師を眺めた上で、検討して欲しいのは次の3点。
1)職員のための食堂や、一部業務を代行してくれるコンビニを除き、余計なものは入れない。観光的な要素は必要なし。
2)23区トップクラスの高齢区であることを鑑みて、敢えて超低層庁舎を目指す。全館3階までで収まれば理想的。
3)ワンストップ業務を追求する。これが一番重要。

閑話休題。「中村彜アトリエ記念館」は、とても素敵な施設だった。決して知名度が高い方ではない画家のアトリエがどういう経緯で区立の施設として遺ったのかが、とても子細にされていて好感度が高い。人に恵まれた面が大きいとは言っても、やはり後世に残していこうという強い意思が継承されていないと、開発の名の元に、ガンガン無くなっていっちゃうご時世だからね。まあ、面倒臭いことは置いておいたとしても、“画家のアトリエ”と聞いて最もイメージし易い典型的なものに、直接立ち入れる施設は意外に少ないから、希少度は高いと思うよ。完全に余談だけど、中村彜さんの写真、若干平井堅さんに似てる。

新宿区立中村彜アトリエ記念館のページ

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