乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

点滴時のストレス

2010年08月24日 | 病気・症状
 術後補助療法にハーセプチンを1年間だと、毎週投与なら52回、隔週なら26回。
私の場合、タキソールと併用の約3か月間は毎週投与、ハーセプチン単独投与になると隔週投与になりました。

毎週、点滴針を腕に刺されるているうちに、針を刺す前から、腕がピリピリしてしまって。。。(苦笑) 体が拒否反応を起こしてしまうんですね。

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【針刺しが慢性痛の原因に】 2010. 8. 17
   
  血管穿刺は要注意


注射針で神経を損傷したことがきっかけで、難治の神経障害性疼痛や複合性局所疼痛症候群(CRPS)が発症することがある。

 昨年、阪大病院の採血室や病棟に針刺しによる神経障害のリスクを説明するポスターが掲げられた。「医療を行う上で針刺しによる神経損傷は避けられない偶発症。そのことを啓発することを目的で始めた」と説明するのは阪大麻酔・集中治療教授の真下節氏。

 真下氏は、「神経が走っている場所を知りながら針で神経を損傷させたとしたら医療事故となる。しかし、末梢神経の走行場所は個人差が大きく、あらかじめ場所を特定することは不可能」と言う。

 阪大病院がこのような説明を始めたのは、針刺しにより慢性疼痛が残った患者に訴えられたことがきっかけだ。その訴訟は、「医療事故ではなく、偶発的なものという病院側の主張が高等裁判所で認められ、病院の勝訴で終わった」(真下氏)が、同様の問題が生じる可能性があるためポスター掲示を開始した。

 阪大病院では、患者に対する説明と並行して、医療従事者向けの教育も進めている。神経損傷のリスクを最小限にするため、(1)穿刺時には手関節近くの橈骨皮静脈をできる限り避ける、(2)穿刺針は皮膚に対して平行に近い角度でゆっくり穿刺する、(3)穿刺後に針先で周囲を探らない、(4)強い放散痛を訴えたら直ちに抜去する──といった指導をしている。また、慢性化しそうな異常痛が発生した場合には、神経内科に紹介すべきとした。神経内科は整形外科手の外科専門医やペインクリニック外来と連携する体制も整えた。

 真下氏は、「不安や怒り、恐れといった負の情動は痛みを増幅する。神経損傷発生時には、患者をたらい回しにせず、きちんと対応することがなによりも大切」と語っている。
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阪大病院に掲げられたポスター (院内の複数個所に針刺しのリスクを説明するポスターが張られている)

『採血などの血管穿刺を受ける前にお読みください』

 採血・点滴・静脈注射・輸血などの際に、張りが皮下の細い神経に当たることがあります。その場合、通常よりも強い悼みがおこり、しびれ感や痛みが続くことがありますが、ほとんどは数日から数週間で後遺症なく治ります。
 しかし、きわめてまれ(1万から10万回に1回程度の頻度)ではありますが、痛みやしびれが長引き、手の動きに障害が残ることもあります。
 現在の医学では、このようなことが起こるのを、完全に防ぐことはできません。採血などの血管に針を刺す処置を受けられる方は、このおうなことがまれに起こりうることをあらかじめご了承ください。
● 注意
・ 入院後に病棟で採血等をする場合にも、発生する可能性があります。
・ このようなことが発生した場合、最善の処置を行いますが、その際の医療は、通常の保険診療となります。
                                       病院長
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>末梢神経の走行場所は個人差が大きく、あらかじめ場所を特定することは不可能

抹消神経を針で傷つけてしまうかどうかは、運だということでしょうか。いや~、これは困った。

>神経損傷のリスクを最小限にするため、 (3)穿刺後に針先で周囲を探らない

これ、私も経験あります! 穿刺後に針先で周囲をグリグリされ、え“~~、耐えなくちゃいけないのぉ?と、我慢しちゃいましたが(苦笑)。
で、

>不安や怒り、恐れといった負の情動は痛みを増幅する

これも経験があります。患者として、感情のコントロールをしようと思うのですが、、、既に癌という病気で感情が押しつぶされそうになっており、更に難しい課題を請け負うのは、かなり無理、という状態です。
病気になる前に、こーゆーのはトレーニングしておくのがいいですね。


でもさ、病気にならないと気がつかないんだよと思う人、<ここをクリックよろしくね~ >

なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

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2 コメント

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そういえば… (ノエル)
2010-08-25 00:18:01
セデーションの時も、注射針につながれるわけですよね(^^;)。

体に何かをくっつけられている、という状態が、違和感アリアリでダメな私です。これ、耐えられるかなあ。。。。

安らかに死を迎える前に、卒倒しそうです(T*T)。
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Unknown (kei☆)
2010-08-24 21:18:01
血管細い私としては、入院中、ずっと点滴しているのは苦痛でした。
なので、退院間近になって、ようやく抗生剤の錠剤に変わったとき、「やった~!」これで自由の身になれる~と、大喜び(笑)

たった、数日点滴漬けだっただけでも、こうなのだから、一年も点滴を続けるなんて、卒倒します。

「針先で周囲をグリグリ」されたら、倒れそう~。

幸い私の時は、上手な看護師さんでよかったです。
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