乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

子供の炭酸飲料摂取と血圧

2011年07月24日 | 病気・症状
とうとう蒸し暑い夏が戻ってきてしまいました。あ~、やだやだ(´A`)

私はお腹をこわしやすいので、夏でも冷たい飲料は飲みません。なまぬるいもんをグビッといきます。中国人みたいに、夏でも暖かいお茶を飲んでいます。
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【児童の炭酸飲料の多飲は血圧上昇を招く可能性】
   
    第21回欧州高血圧学会 2011年6月17日~20日 Milan, Italy  セルビアの研究より
 

 児童が習慣的に炭酸飲料を多く飲んでいると、血圧を高める可能性が報告された。セルビアUniversity of BelgradeのKatarina Paunovic氏らが児童の食習慣と血圧の関連を検討し、6月18日から20日までミラノで開催されている第21回欧州高血圧学会(ESH2011)で発表した。

 本研究の対象は、セルビア・ベオグラードにある8つの小学校の第1学年(7歳)から第4学年(11歳)の児童1113人(男児533人、女児580人)。血圧測定には水銀血圧計を用い、安静後に5分間隔で3回測定した。食習慣については、質問票を用いて、炭酸飲料やミネラルウオーターを飲む頻度、食塩含有量の多い食品やスナック菓子を食べる頻度を調べた。

 炭酸飲料の1日当たりの摂取量別にBMIをみると、飲まない群は17.7、1杯の群は18.1、2杯の群は18.4、3杯以上の群は18.8と、飲む量が増えるにつれBMIは高まる傾向にあった(P=0.002)。同様に、収縮期血圧や拡張期血圧も高くなる傾向があった(順にP=0.009、P=0.032)。また、炭酸飲料を1日に3杯以上飲む習慣のある児童は飲まない児童に比べて、収縮期血圧、拡張期血圧、BMIが有意に高かった。

 食品に含まれる食塩量との関連については、含有量が多いとBMIは高くなる傾向が認められた。一方、血圧に関しては、関連が認められなかった。

 ミネラルウオーターに関しては、飲む回数が多い児童ほどBMIが高くなる傾向が認められた。毎日飲む習慣のある児童のBMI(19.7)は、まったく飲まない児童(17.8)に比べて有意に高かった。しかし、ミネラルウオーターを飲む回数と血圧との間には有意な関連性は認められなかった。

 スナック菓子を食べる頻度については、血圧だけでなく、BMIとの間にも有意な関連は認められなかった。

 食習慣に関して多変量直線回帰分析を行ったところ、性別、年齢、BMIで補正した後においても、炭酸飲料の摂取量は、収縮期血圧だけでなく、拡張期血圧とも有意に相関していた(順にP=0.048、P=0.026)。

 以上の検討からPaunovic氏は、「児童の食習慣の中でも炭酸飲料を飲む習慣は、収縮期血圧および拡張期血圧の上昇に関連しているのではないか」との考えを示した。
(日経メディカル別冊編集)
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外国から来た人の多くが、飲料水の自動販売機の多さに驚くといいます。確かに、100歩あるけば自販機にあたる。こんなところに設置して、本当に儲かるの?と思うような場所にもありますよね。
私が子供の頃、自販機はなく、水筒を使用していました。現代はペットボトルが活躍しています。ペットボトルを携帯するより、自販機でもっと手軽に喉をうるおせます。

で、子供にとっては、お茶や水より甘い飲料水の方が魅力的。どーせ買うなら炭酸飲料…って流れになるのは自然に思います。自販機は魅力一杯です。お茶や水を選択させるのは、、、保護者のしつけですが、その保護者が甘い飲料を選択しちゃうんじゃうまくいかないでしょうね。

誘惑物であふれる現代です。子供でありながら、すでに成人病の入り口に追いやられるのは、何とも切ないです。


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なかのひと

This blog “The salon of breast cancer women authored by Noe:l” is able to read in Japanese:-)

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