乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

Fish法

2008年02月24日 | 病気・症状
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調子に乗って、強風と積雪で新幹線が遅れるのも何のその、ある病院主催の乳がん患者さんのための勉強会に参加しますた。大幅に遅れたので、遅刻しそうになっちゃったけど。

興味のあった内容を少し紹介します。まずは病理の先生の話から。
Her2タンパクの出現状況により、ハーセプチンの投与が有効かどうかを調べます。検査法は主に、乳がん細胞を内側から染色する・外側から染色する、の、2種類の異なる染色法で細胞の染まり具合を調べます。

この病院では初めにhercep testを行います。
 で、染まり具合を<目視>で、0、1、2、3の段階に分けます。
her2タンパクがほとんどない0,1の人はハーセプチン無し。真っ赤に染まる3の人はハーセプチン治療へ。
2の中間ぐらいにある人はfish法を追加します。

100人中、Hercep testで陽性と判定される人が26人いたとすると、fish法では34人が陽性の判定になる、そのぐらいの差が出るそうです。
だから、her2判定が2の人は、fish法検査が必要ということになります。

また、Her2がhercep testで0、1、3と判定された人は、fish法でも同様に判定される。だから、fish法で検査する必要がない。この検査は高いしね。

目視による細胞染色の検査って、病理医の主観が多分にはいりますが、このように検査を2種類行うことでなるべく正確に結果を出すんですね。


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2 コメント

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Unknown (yuko)
2008-02-26 22:06:00
強風と大雪で、交通アクセスは大変でしたね。
その中での勉強会への出席、お疲れ様でした。
ノエルさんの詳細なリポートにより、おかげさまでFISH検査についてよく分かりました。ありがとうございました。

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yukoさん (ノエル)
2008-02-26 22:55:14
今までfish法はイマイチ想像力がわかずにいました。今回の講師はスライドを使い、がん細胞の染色のところから丁寧に説明して下さったので、行った価値があったなと思ったんです、、、
ところが、次のエントリーでがっくり。カリスマ腫瘍内科医より、よっしぃ先生のブログの方がはるかに丁寧な説明だった。。。
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