乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

嫌いな医者 つづき

2008年07月06日 | 患者の気持ち
現在の主治医、マルちゃんを紹介してくれたカーリー医師は、私の苦手なタイプの医師でした。私が嫌いなのは、「自己完結」しちゃった医者なんです。

が、カーリーくんが紹介してくれたマルちゃんは、まず私の話しを聞いてくれるタイプで、こういうセンセだったら、自分が乳がんになっても安心して身を任せられる治療なあと思ったほどの、デキたセンセでした。
だからカーリーくんの評価は、頭の中ではイヤな面とイイ面とイーブンです。

で、ある日、マルちゃんの追っかけで乳がんの勉強会へ行った時のこと。
友達で医療従事者のリカコといっしょに聴講したんですが、講師の中にカーリー君もいたんです。カーリー君はリカコと同じ病院に勤務しています。

リカコに、私がカーリー君のキライな理由を熱く語ったら、リカコは「Dr.カーリーは乳がんと最後まで戦う医者なのよ、ノエルみたいに離脱する患者もいるけど、熱烈なファンもいるんだわ」。

リカコは私の半年遅れで乳がんになり、私と主治医が同じ、、、リカコもカーリー君は苦手なのだね、ふっふっふ。

勉強会はマルちゃんの講義の後、カーリー君が続きました。カーリー君は締めくくりに、
「もし、マルちゃんに見捨てられても、その他の先生方に治療法はもうないと言われても、、、私のところへ来て下さい。私が最後まで診ますから。。。」(`・ω・´)

マイクを握り締め、熱く語ったではないか。。。( ̄□ ̄;)!!

マルちゃんたち、他の医師は苦笑いでしたが、、、カーリー君は最後まで真面目顔を崩さなかった。(`・ω・´)

自分の最期を想像するのなら、薬漬け、管がいっぱい付いた状態で床に伏すのはいかんともしがたい。副作用に苦しみながら、ほんの数ヶ月の延命に何の意味があるのって思うんじゃないかしらん。

その一方で、何とかやり遂げたいことがあったり、あと少しで子供の卒業式だとか結婚式だとか・・・、どうしても生きたい理由ができるかもしれない。
もし、そんな状況に置かれたら、病と闘い抜いてもう少し生きたくなるかもしれません。

カーリー君は、そんな闘志あふれる患者さんの強い味方になるんですよね、きっと。(´・ω・`)

というわけで、カーリー君の見方、自己完結してたのは私の方だったかも。。。
人の長所短所はかけるメガネで異なるんだから、一方的に判断しちゃダメよってことで締めたいと思います(^^;)


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なかのひと

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