乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

いけない夢 つづき

2008年07月02日 | まんが
いけない夢の続きです。
わっかーい白スーツのホストたち5人と、だだっ広い部屋で暮らす夢とは、そこにどんな深層心理があるのでしょう。(・∀・)

答え、、、んなこと、自分でもわっかりませーん!γ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ

でも、心当たりはあるのよねぇ。。。(゜∀゜*)
一昨日、萩尾望都の漫画「あぶな坂HOTEL」を読んだんですわ。この漫画に3人のホスト君が登場するんですわ←私の夢では、なぜか5人に増殖してるんですけど(^^;)。

あぶな坂ホテルは、あの世とこの世の間に建っていて、ここにくる客は生死の間にさ迷う人たち。このホテルでしばらく集い、どっちへ行くか決める。
オムニバス読みきり連載の漫画です。

この中に、若作りした女性が自動車事故を起こし、同乗していた3人のホストと共にやってくる回があります。中年女性がなぜホスト遊びをするのか、、、次第に明らかになってくるって展開です。

この女性は真実の愛がほしくてしかたがない。でも、求めるだけの女で、人を愛そうとはしない。
しかし、この世に戻れる最後のチャンスが来た時、真実の愛を注ぐべき人が誰か、わかった。
それは、憎くて大嫌いな彼女の母だった。相変わらず母親は彼女を理解しようとしないのに、彼女はそれも受け入れて・・・。

あ~~んっ、やっぱりこうなっちゃうのぉぉーっ!(´д`)
母親捨ててホストたちと現世に帰った方が、彼女、やりたいことが思いっきりできるんじゃないのぉぉーっ!!

萩尾さん、この展開はやめよーよ、こーゆー経験している人、実際に一杯いるんだよー
漫画まで現実と一緒じゃ、救いがないわぁぁーっ

この現実の世界を、突き破ってよぉぉーーっっ ヽ( )`ε´( )ノ
私は夢を見たいのよぉぉーーっ ←夢を見ている最中なんだけど

と思っちゃったんですわ(- -)。
エンディングに不満足で、こういう展開になってほしくなかったから、こんな夢を見たんじゃないかと(^^;)。

ま、萩尾望都だからね。ストーリー展開は、ぴかイチだわ。。。
大いに心が揺れますた。

私が漫画家を目指し始めた頃、彼女のアシスタントになりたくて、彼女の作品をびっちり真似して描いていますた。

彼女の絵って、もんのすごーーく凝っている、、、空間の出し方とか白黒のコントラストの使い方とか、果てはコスチュームの描き方まで、実によく考えられている。プロってこーゆーことなんだなと思ったものです。

「あぶな坂」も、相変わらず時間をかけて絵を描いているように見えます、、、でもちょっと老眼になっちゃったかも(ボソッ)。

写経ならぬ写漫画を携え、弟子入りさせてほしいと彼女に直談判したことがありました。技術がピカイチの漫画家さんの下で修業をしたくて。
彼女はじぃーっと絵をチェックして、体よく断られました。←当たり前である、この世界は実力が全てなのだ

最近、ある漫画家さんのアシスタントに行った時、萩尾望都さんの下でアシスタントをしていた人と一緒になりますた。その人を通し、仕事の様子の一端を知ることができて楽しかったです。

萩尾望都さんの今までの作品は、私はあまり主人公に感情移入できないものが多かったです。その原因は、ジェネレーションギャップじゃないかと、私は密かに思っていました。

が、今回の作品は、まるで自分の無意識を掘り起こされたような気がして、何ともバツの悪い読後感というか・・・。介護や死に対する感情や悟りみたいなものが、なんだかシンクロしましたわ。

現実は甘くないよってダメ押しされた気分が少々・・・(〃´o`)=3
漫画を読んでスカッとしたかったのになぁ。。。(●´ω`●)ゞ

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なかのひと

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