乳がん患者のサロン2 - ノエル編

乳がん患者の皆様、このサロンでのびのびと雑談しましょう。くつろぎの場です。

ボールペン作戦途中経過

2008年07月04日 | 福島県立大野病院事件
子供でもわかる『福島大野病院事件』で紹介したこの事件、判決が8月20日に言い渡される運びになりました。

医師の意見として、「この事件後、積極的な治療を行うことに消極的になった」、「攻めの手術ができなくなった」など、医療の萎縮を感じたことがあります。
また、一縷の望みをかけ、医師に治療を託したいと思う患者にとっても、治療のハードルが高くなったような気分です。

この事件の後、産婦人科医の減少に歯止めがかかりません。医療の萎縮が急激に進む現在、一体、誰に得があるというのでしょうか。

医療ミスと不可抗力は、違います。
患者は医師の説明で、聞きたくない部分に耳を塞いではいけないし、医師は包み隠さずわかりやすく病状を説明すべきでしょう。

医療裁判では、“患者対医師”の構図になりがちですが、本来、両者は対立の関係にはないはずです。互いに協力しあい、結果、両者にとって最善の治療をした、となりうる関係だと私は信じたいです。

裁判長は、専門家集団である多くの医師の意見を尊重した上で、判決を下していただきたいと切に願います。

現在、医師を中心に医療関係者が被告の無実を信じ、様々な活動を行っています。
私は「ボールペン作戦」に参加しました。医師が治療を行うに際し、いかに人命を重く見ているか、、、自分の乳がん体験を文章にし、ボールペンを添えてマスコミ関係へ投書しました。

興味を持った会社もあり、わずかですが反応はあったように思います。
判決が出る時期は、例年だと「記事薄」の時期なので、大事件などがなければ注目の判決として報道される可能性はあると思います。

この運動に参加することで、自分の主治医の仕事環境が少しでも改善されることを願っています。

ボールペンの使用感は、グリップは太め、滑り止め機能あり。やや重い。ごくごく普通の書き心地です(液漏れしないタイプではありません)。

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なかのひと

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