Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

母乳育児のハードル

2008-08-23 23:42:46 | Weblog

サキタが生まれてから、悩むことは多々あるが。
その最たるものに、授乳がある。

サキタは少々舌が短く、口が小さいらしく、生まれてすぐの授乳から、上手く母乳を吸うことができなかった。
それは珍しいことではナイし、吸う気は満々なので、特に心配はいらなかったのだけど。
大きく咥えられないために、吸われる乳首に負担が掛かり、傷になったために私の方が根を上げた。
ここから、母乳+ミルクの混合授乳が開始。

それが、いけなかったのかもしれない。

哺乳瓶のミルクは簡単にたっぷり飲めるので、楽ができる。
舌と顎を使って頑張らねば飲めナイ母乳は、当然面倒になる。
加えて、私の場合は分泌が多くはなく、あまり甘くはナイようだ。
結果、母乳は飲んでくれるものの、最後にミルクをがっつり飲まなければ満足しなくなってしまった。
ひどい時には、母乳は大泣きで拒否られる。

コレが、キツイ。orz

サキタにとって、大しておいしくもナイ母乳を飲ませようとする唯一の存在である私は、嫌なヤツに認定されているような気がしてしまう。
母乳を拒否られると、ママ全否定のように思えてしまう。
私自身も混合で育っているし、千矢母は大好きなので、サキタだってこれが原因で私を嫌うことはナイのだろうとはわかっているけれど。
頭でわかっているのと、感情で捉えることは、違うのだ。

そんなわけで、病院で受けたアドバイスに則り、分泌アップを目指して今月頑張ってみた。
完全母乳とまではいかないにしても、せめて日中だけでも母乳だけでいけるよう、ミルクを足す回数を減らして、ぐずるサキタにも付き合った。
その結果、先月以上に泣き喚くサキタに、私が精神的に追い詰められる結果になった、と。

今日は、桶谷式母乳育児相談室というところに、マッサージを受けに行ってみた。
どんなミラクルなのかは知らないが、話に聞いていた通り、びゅんびゅん飛ぶように母乳が出る。
ただ、これをキープするのは難しい。
ついでに、ここでの指導は、あくまでも完全母乳育児を目標としているようで、少々実践には厳しい内容。

以前来てもらった、新生児訪問の助産師さんは、
「母乳は飲めているし、一度にがっつり飲みたいタイプの子なのね♪ ミルクを足す量も多過ぎるわけではナイし、体重の増え方も丁度イイから、この調子でやっていけばイイよ。時間の間隔も、それぞれ赤ちゃんの個性だからね♪ 夜長く寝てくれるのは、親孝行だね~(^-^)」

検診に掛かっている病院(出産したところ)では、
「もう少し母乳で頑張ってもイイかも。ミルクを足さずに授乳を終えて、泣いたらまた母乳をあげて。それでも泣くなら、そこで初めてミルクを多めに足して、飲みたいだけ飲ませるように。欲しがるなら欲しがるだけあげなさい。夜は起こしてまであげる必要ナシ」

そして今回の相談室では、
「おいしい母乳に勝るものナシ! 母乳の分泌を促すよう飲み残しは搾乳して。食事の内容も見直すこと。3時間以上刺激がナイと出が悪くなるから、夜中でも3時間以内の授乳を守って。眠いだろうけど、赤ちゃんも起こして飲んで貰って」

なあ、どれを信じればイイわけだよ?

努力はした。つもり。
これ以上、私がどうこうなる方が、サキタには良くないんじゃね?
もうイイから、この中で一番親身に話を聞いてくれて、ライフスタイルに合っていて、精神的にもゆとりの持てる、助産師さんの言葉を信じようかと思う。
一般的なことばかりでなくて、個性を考慮してくれるスタンスに、信用できる感じがする。

出産前は、完全母乳なんてどーでも良くて。(これは今もか)
サキタがお腹が減っているのが一番かわいそうだから、必要ならミルクを足せばイイと考えていた。
それは、今も同じ考えでいるつもりなのに。
こんなにも、授乳で悩むことになるとは、思ってもいなかった私だった。