Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

深層心理の示すモノ(意味なく長文)

2007-04-02 23:56:54 | Weblog

気がつくと、妙な状況下に置かれていた。

眼下に広がるのは、大きな丸い広場。
木でできた申し訳程度しかナイ高さの頼りない柵に囲まれたその広場は、一目でその大きさを判断することはできないくらいに広いものだ。
だから完全な円に見えたわけではナイ。
自分から見える一部の形から、「丸い広場」だと捉えたに過ぎない。
中には木が生えていたり草原があったり、泉か沼か知らないが水場のようなものも見える。
そしてそこには、シマウマやキリンといった草食動物から、ライオンやチーターのような肉食動物までがのんびりと過ごしている。
サファリパークのような眺めだが、車や建物、人工的に整備された道などは見えない。
もちろん、歩いている人などもいない。
私も、そこにいるわけではなかった。
その広場が「丸い」とわかる位置。
私はその広場を見下ろす場所にいる。

広場を取り囲むように、ぐるりと大きな堀が水を湛えていた。
幅がどのくらいあるのかは、よくわからない。
50メートルくらいだろうか。もしかしたらそれ以上かもそれ以下かもしれない。
水はキレイとも汚いとも言えず、濃い緑色で底は見えなかった。
深さを知ることはできないし、中に何か生き物がいるのかもわからない。
何となく、深い気がするが。

更にその堀は、高い塀に囲まれている。
コンクリートでできたその高い塀の上に、私は足を投げ出すように座っていたのだ。

背後を振り向けば、50センチほど下に、塀のすぐ周りを取り囲む道。
(前方の広場や堀は、デカイ穴の中と考えて欲しい)
後ろの道の向こうは少しの芝生。
芝生の向こうは鬱そうとした雑木林になっていて、その先の様子はわからない。
道を更に歩くと、上り階段があって、そこを上がるとシンプルな作りの展望台だ。
売店はナイが、飲み物と軽食の自動販売機がある。
喫煙所もそこにあるようで、展望台の一角に、煙をくゆらせる人達が見える。私は煙草を吸わないので、ここは関係ナイだろう。

さて、ココまでの情景描写では、今の場所は自然公園か何かだと思えるだろう。
しかし、私はのんびりと堀に足を投げ出して座り、中心に見えるサファリパークを眺めていたわけではなかった。
コンクリートの塀には多分自分で用意したものと思われる座布団を敷き、長時間ここにいることを感じさせる。
堀に足を投げ出して座るとちょうどイイ位置に、コンクリートのテーブルが突き出していて、私はそこに書類を広げて仕事をしていたのだ。
いつもの商売道具はPCだし、見たこともない書類だったけれど、私はすいすいとボールペンを走らせると書類を捌いていく。
書類の他には空になった紙コップと、ホチキスなどの文房具が少し。
そして、体長10センチほどのワニがいた。

笑うな。

口から尻尾の先っちょまでで10センチ。最大幅2~3センチといったところか。
赤ちゃんというわけではなく、成長してオトナになっての最大サイズである。
もちろん、現実にこんなサイズのワニが存在するかどうかなんて私が知るわけナイだろう。(`-´)=3
噛まれればそれなりに痛いが、大したことはナイ。
私はそのワニを愛玩動物として時に突付いたりしながら、仕事をしていた。

周りを見渡せば、同じように堀に足を投げ出す格好で塀に腰掛け、コンクリートのテーブルに向かって仕事をする人達が疎らに見える。
いつもの会社の人達だ。
疎らなのは、とにかくココが広いから。席は決まっているわけもなく、好きな所に陣取って仕事をしている。
皆、PCではなく紙ベースだ。(だからちょっと変な印象。システム会社なのに)
休憩中なのか展望台にいる人もいるし、道を歩いている人もいる。
場所がおかしい以外は、至って普通のオフィスの光景。(普通か?)

仕事をしている私のすぐ後の道を、展望台に向かうらしい先輩(現実には職場で私の隣の席)が通りかかった。
休憩というより、煙草を吸いに行くのだろう。
「もうすぐ4時になるから、足出してると危ないよ」
通りすがりにさらりと一言投げかけて、そのまま真っ直ぐ展望台への階段へ向かう先輩。

4時?

まだ日は高く、1時か2時くらいの明るさ。
うららかに穏やかで、頭上には雲の少ない青空が広がる。
時折風が吹き抜けるものの、花粉が飛んでいる様子はなく、どこまでも爽やかだ。
とても4時とは思えないが、確かに腕時計を確認すると、間もなく4時になろうとしていた。
現実には4時といえば、特定の処理を流す時刻だけれど、ここにはPCはナイから、そのこととは関係ナイはずだ。
とりあえず先輩の「足出してると危ない」という言葉に従い、足を塀の上に上げて膝を抱え、体育座りの体勢を取る。

その瞬間、鯨大とも思えるバカでかいワニが、私の足元の堀の中からイルカさながらのハイジャンプをキメた。

!!!!! Σ( ̄□ ̄;

ワニが尻尾まで完全に水面に出る程のハイジャンプをするなんて、聞いたことがナイ。
しかも何の冗談だか、鯨並の超巨体である。
遠くから、「あー、今日はあそこに出た~(^-^)」などという暢気な笑い声が聞こえてきた。
ということは、毎日4時になると、ヤツはこの堀のどこかでハイジャンプするらしい。
一番高い位置で口をぱっくり開けたということは、ココから出ている足を食いちぎる気満々ということだ。
それどころか、体ごと堀に引きずり込んで食べる気なのかもしれない。
何飼ってんだよ! ・゜・(>△<)・゜・
ってかお前ら何笑ってんだよ!

動悸がおさまったところで、少し休憩するため席を立つ。
何か飲もうと展望台の自動販売機に向かうと、先程注意してくれた先輩がいた。

「あはははは、高瀬さん危なかったね~(^▽^)」
「笑えねぇよ!(失礼) 何ですかアレ(T△T)」

展望台から見渡すと、堀も中心のサファリ広場も相当広い円形をしているのがわかる。
そしてその周りの道と、この展望台を含めた一帯が自然公園のように整備されており、それ以外は鬱そうとした雑木林が延々と続くばかり。
その向こうにかろうじて見えるのは、点々と存在する少しの草原地帯と、地平線まで続く砂漠だった。

何 だ こ こ 。 orz

やがて、終業を知らせるチャイムが聞こえてきた・・・。



もちろん夢オチなわけだが、何か。
しかし私がどうかと思うのは、こんな取りとめもナイ夢の内容などではなく。
この夢が職場で昼休みの10分ばかり居眠りこいた間に見たものだということだ。

何だよワニって。(T▽T)


起きて呆然としていた私に話しかけてきた上司に、呆然としたまま見た夢の話をすると。
「病んでるんじゃない? 帰っていいよ♪(^-^)」
と超満面の笑みでトドメを刺されました。

どなたか、夢判断とかご存知ナイでしょうか。
やっぱ病んでんのか?
「どっかイカレてる」くらいで済めばイイのだが(良くない)。