ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

母の様子

2021年01月21日 | 介護
認知症の母は以前と比べると落ち着いてきたように思えます。
「門限5時」と言わなくなり「外出は5分」と言わなくなり、消灯時間も「7時」とか「9時」と言わなくなりました。
自宅での言い争いも減り、少しおとなしくなったように見受けられます。
それでも自分のことは自分でしたいらしく、自分の部屋の掃除や片づけを私がするのを嫌がります。
洗濯物も自分で干して取り込みもしたがります。
私がすると嫌なようです。
お風呂は湯舟に浸かるということが無理になり、シャワーだけです。
湯舟に入ったら出れないと…。
食事は一時期食が細くなったのですが、以前のように食べられるようになりました。
味付けも一時期味覚が変わったらしく、いつもの料理もしょっぱいとか濃いと言っていましたが、元の味覚に戻りました。
昔のように杖を突いても歩くのは辛いようで、近所にお使いも無理になりました。
それでも自宅内は手すりや壁を伝え歩きで歩きます。
話は同じことを何度か聞いてきます。
5分もしないで忘れます。
「今日は何日?」と聞かれて答えると5分もしないで同じことを聞いてくるので、紙に大きく書くと「これは何?」と、聞きます。
以前のように怒ったり理不尽なことを言わなくなったことは良かったと思います。
歩けないので徘徊はしません。
3食きちんと食べるので、夜中にこっそり冷蔵庫を開けて食べるようなこともありません。
このところ以前は読めていた漢字も読めないのが多くなったようで、テレビに表示される文字がわからないこともあるようです。
自分の生年月日は言えるのですが、年齢を聞かれると間違えます。
認定調査に来た人に年齢を聞かれて真顔で「99歳」と2回も答えていました。
自宅の住所もあいまいです。
この間までのことが嘘のような日々を送っています。
私はこの母の元に生まれたことを嫌だと思っていましたが、今は運命だと受け止めて、母を最期まで看取ろうと思います。
施設に入れる。
そう簡単ではないんですよ。
亡くなった主人の母が胃瘻もしていたのでなかなか入所できる特養が無く、やっと見つけて入ったと言う有様です。
亡くなった主人の父も入ったと思ったら何年もしないうちに亡くなりました。
聞くところによると昔は施設も劣悪な環境で入所しても大変だったようですね。
お金を出せは高い有料の老人ホームや介護施設や特養に入れると思いますが、それもところによっては順番待ちだそうです。
このところ嬉しいのは私の作る食事を美味しいと言って食べてくれることです。
まあ、入れ歯なので硬いものは無理ですが、好き嫌いもありますが、食欲は戻って良かったです。
それから余談ですがお風呂場の浴槽の蛇口の水漏れ、どうやら水道屋を呼ばなくても良くなりました。
蛇口をきつく閉めたら水漏れしなくなりましたよ。

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