もしも私が死んだら最終的な着物の貰い手を決めました。
ただし、私の着物は安物です。
サイズもおそらく仕立て直ししないと着れないと思います。
どれも結婚する前の着物です。
その頃は身長が143cmで体重も45kgでした。
あれから嫁に来たらあれよあれよと30年で太りました。
従妹の結婚式で着た江戸褄が前が合わさらなくて、大変でした。
それで着付けをしてくれた他人が下手なのだと!
本当は自分が太ったのです。
おそらく身長が低い他人はそのまま着れると思いますが、そうでない他人は洗い張りして仕立て直し必要ですね。
上野の西郷隆盛像みたいになりますからね。
とりあえず着物の貰い手が見つかったので、テレビで宣伝しているバイセル等の買い取りに出さなくても良さそうです。
ああいうところは二束三文ですからね。
昔々亡くなった従兄の嫁がお金に困って質屋に着物を持って行ったら、高価な着物もその頃の値段で1万円と言われたそうです。
その後、その着物は質流れに!
それなら喜んでもらってくれる他人に差し上げた方がいいような気がします。
私がボランティアをしている小規模作業所のバザーでもたまに着物はあります。
着物はあるのですがみなさんが出される着物はリサイクルショップに持っていっても引き取ってもらえないようなひどい着物ばかりです。
したがって買っていく他人はほどいて生地をパッチワークやリメイクして他の物を作るのに買って行きます。
私たちボランティアもこれは明らかに売れない品は買い取りしてくれる店に売りに行きます。
それでも売れないと、キロいくらの店に売りに行きます。
まあ、着物を出す他人はシミありだったり、安物のウールだったりします。
さすがに高級品は持ってきませんね。
たまにあるのは練習用なら使えそうな着物ばかりです。
で、私の着物の行き先が決まり良かったです。
でも、私が死んでからですよ。
それ前に一度でも痩せて着付けを習って着物を着て写真は撮りたいと思います。
安物の着物でも、母が買ってくれた着物や私が働いたお金で買った着物です。
一度でも袖を通して見たいのです。