認知症の母の言動があまりにもひどいので、とうとう弟の娘にLINEをして弟に連絡してもらった。
私も限界だった。
いくらなんでも母の言動はひどすぎる。
休日に寝ていたら母は私を起こしに来る。
いつまでも寝ていたら起こしに来る。
「10何時間も何も食べていないんだよ!お前らは何か食べただろうけど!いい加減に起きてこないのかい?何時だと思っているんだい!」
と、上れない階段を無理して上がってくる。
昨日の朝などはクイックルワイパーの柄を持って上がってきた。
おそらくそれで私を叩き起こすつもりだったと思う。
認知症になったら食の好みが代わり、味覚も代わり、何を作っても文句を言う。
私にはさすがに堪えられなくなっている。
本人は悪気は無い。
悪気は無いから余計に困るのだ。
一度食べたおかずは次には食べない。
3回目にはすごい剣幕で文句を言ってくるので、捨てることになる。
少ししか作らなくてもそうなのだ。
食べ物の好みが激しいのだ。
あれほど好きだった納豆をもう飽きたから食べない。
買ってこなくていい。
と、まで言っていたのに、私が食べたくて買った納豆をいつの間にか食べていた。
作ったおかずで食べたいものが無いと梅干しやふりかけでご飯を食べると言う有り様なのだ。
そして、さも私が何も作らなかった。
見たいな言い方もするのだ。
あからさまに文句を言う。
目の前で文句を言う。
食べようとした料理を捨てられそうになったこともあった。
自分が食べたことの無いものは本人にとってはゴミなのだ。
フライパンに残しておいたヤングコーンのバターの蒸し焼きをうっかり捨てられそうになった。
母にはヤングコーンは食べ物だとは思っていない。
間引きしたとうもろこしでしかないのだ。
間引きしたものは捨てる❗️
確かに間引きしたトウモロコシだが食べられるのだ。
ご飯がいいと言う。
米が一番安いんだよ!
二言目にはそう言う。
そのくせたまにパンが食べたいとか?言う。
うどんや蕎麦を食べたいと言う。
わがままでしか無い。
365日朝昼晩とご飯にしろ!
と、言っておきながらパンやうどんや蕎麦を食べたいと言うのだ。
うどんや蕎麦は入れ歯なので普通より柔らかく茹でたり煮たりするのだ。
パンも好みがあるようで、文句を言う。
何も入っていないパンが食べたいと言ったり、あんパンやクリームパンが食べたいと言ったりする。
最早私は母に振り回されているのだ。
もう、ご飯に関してもおかずに関してもあまりにもひどい。
私が一生懸命作っているのに、あからさまに文句は言う。
刺身に至ってはマグロしか食べない。
その刺身がたびたび食卓に並べば文句を言う。
母曰く「刺身はマグロが3切れあればいいんだよ!」
さすがにマグロが3切れは売ってはいない。
もう、朝から晩まであらゆることにきりがない。
洗濯の仕方から干し方から取り込む時間まで文句は言う。
果ては洗濯機の使い方に文句を言う。
そうなのだ。
昔の洗濯機は洗濯物を入れて、洗剤を入れてスイッチを回すだけだったのだ。
回さなくてもスイッチを押すだけたったのだ。
それが複雑になった。
洗濯物の種類や量によって洗い方が違う。
みんな同じでは無いのだ。
母は色柄物も、下着も、おしゃれ着もセーターもカーディガンもズボンも一色単に洗いたがる。
めんどくさいと言う。
それ以前にそんなに洗濯機にボタンやスイッチがあることが嫌だと言う。
もっと簡単な洗濯機を買えと!
そんなものはこの時代に売ってはいない。
なんでもかんでも一色単に入れて回すだけの洗濯機は売ってない。
もう、本当に干し方まで文句を言う。
物干し竿を母に3本与えているが、場合によっては足りない始末だ。
生乾きでも3時までには取り込む。
働いている人は一旦帰ってきて3時に洗濯物を取り込まなくてはならなくなる。
いゃあ、認知症になった母の言動には目に余るものがある。
昨年末には女性の門限は5時だと言い出した。
それなら看護師などは患者に点滴をしていても5時になったら自宅にいなければならないのだ。
仕事を放棄して帰らなくてはならないのだ。
5時過ぎまで働いていたら法律違反になるのだ。
その後、私の消灯時間のことになった。
はじめは夜の7時頃に寝るように即された。
その後、消灯時間が9時になった。
門限が5時で消灯時間が9時ならまるで小学生並みではないか?
そしたら一昨日はお使いは5分と言い出した。
無理だ!
一番近い生協が徒歩で3分です。
それを5分は無理なのだ。
仮に外出が5分なら医者にも行かれないのだ。
美容院にも行かれないのだ。
銀行も郵便局にも行かれないのだ。
門限が5時と言われて、今現在クリーニング店にも行かれない。
朝出したクリーニングを取りに行けないのだ。
安価なクリーニング店が午前11時までに出すと夕方の5時過ぎには出来上がっている。
それが出したら取りに行かれない。
話しは戻すが母にとって私と主人の宝物はゴミでしか無い。
母は捨てたくているのだ。
掃除をしたい。
片付けもしたい。
しかし、掃除をしている側から、片付けをしている側からやって来てガタガタ言われ手出しをしてくるとなれば、掃除も片付けもしたくは無くなるのだ。
私はここ何年ときちんと掃除や片付けをしたことが無い。
キッチンに至ってははじめに食器が多いと言い出した。
それで好みでない、頂き物の食器や粗品の食器を処分した。
そしたら今度は食器が無いと言い出した。
鍋が多いと言うので、鍋を整理した。最低限の鍋にした。
そしたら鍋が無いと言う。
小鍋を買った。
小鍋さえも処分したのだ。
そしたら母が小鍋がどうして無いのかと言い出して、小鍋を買った。
大きな鍋を使うと怒られるのだ。
案の定小鍋で麺を2つ茹でたら吹きこぼれた。
母は一人前が食べられなくなっているので、麺は2玉を3人で分ける。
それも入れ歯の母の分だけ柔らかく茹でる。
吹きこぼれたことを怒られた。
食べきれないと言い、残したて後で食べると言ったら残した麺は汁を吸ってふやけて倍に増えてしまっていた。
今度はその事に文句を言った。
一事が万事そうなのだ。
もうすぐ5000字です。
とうとう私も堪えきれずに、何とか弟に連絡するも、運悪く弟が固定電話に電話をかけてきたので、私はたいした話しもせずに電話を切った。
なぜなら固定電話の側が母の部屋だからに他ならない。
弟の家も大変なのだ。
弟の娘も大変なのだ。
しかし、私は自分も病気を抱えながら、特定疾患が2つもありながら働いてくれている主人もいるのだ。
もう、我慢の限界と言うものだ。
私がこんなに連日大変なのに、母は介護認定要支援1でしか無い。
母は神経内科の認知症外来の先生の前でも、ケアマネージャーさんの前でも市役所の福祉課の職員さんの前でもいいおばあちゃんを演じるのだ。
もう、私としてはたまったものでは無い。