ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

祈りの部屋②――さくら満開

2019年04月04日 | 季節


   ベランダの先の、さくらが満開です。
   花冷えの中で、しずかに空を仰いでいます。
   夕方から先、かなり冷えるのに、おびえる様子もなく――
   「だって時期だから」と言っているようです。



          



       天の下では、何事にも定まった時期があり、
       すべての営みには時がある。

       生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。
       植えるのに時があり、
       植えた物を引き抜くのに時がある。

       殺すのに時があり、いやすのに時がある。
       くずすのに時があり、建てるのに時がある。

       泣くのに時があり、ほほ笑むのに時がある。 
       嘆くのに時があり、踊るのに時がある。  
            (旧約聖書・伝道者の書3章1節~4節)


          

   神様。

   自分も、この花々のように、誇らしく、楽しそうに咲いていた時期があったことを
   感謝します。

   もう、歌声も枯れてしまいました。
   眼鏡なしでは、近づいてくる人の顔もわかりません。

   たくさんいただいても食べることができず、
   アイスクリームや、冷たいビールへのあこがれも、あせてしまいました。

   でも、神様。

   たしかに、喜んで歌った時もあったことを、ありがとうございます。
   検眼票の一番下まで見えたころ、
   冷たいビールを飲んで、みんなと乾杯した時、

   大きくてカラフルなアイスに舌鼓を打ったころを、
   今、笑顔で思い出せることを
   
   感謝申し上げます。
    






      






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