ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

謙遜

2015年10月06日 | 聖書




        主よ。私の心は誇らず、
        私の目は高ぶりません。
        及びもつかない大きなことや、くすしいことに、
        私は深入りしません。

        まことに私は
        自分のたましいを和らげ、静めました。
        乳離れした子が母親の前にいるように、
        私のたましいは乳離れした子のように、
        私の前におります。    (詩編131篇1節2節)




       この詩はダビデが書いたと推測されています。
       ダビデは古代イスラエルの王でした。

       まだ、少年と呼べるような若い時に、
       神はダビデを王として召されたのです。
       じっさいのデビューは、
       ペリシテ、イスラエル戦争で祖国が苦戦しているときに、

       ペリシテ人の戦士ゴリヤテを小石一つで打ち負かし、一躍
       イスラエルの英雄になるという華々しさでした。
       彼の治世の間に、古代イスラエルは王国として盤石になるのですが、
       ダビデ自身は苦労と試練の人生を送りました。

       苦労の中で、ダビデは謙遜を学び、
       ますます、神の前にひざまずく神のしもべとなって行ったようです。

       興味のある方は、
       ダビデの生涯にシフトした旧約聖書・サムエル記Ⅰ,Ⅱをぜひお読みください。