猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

ライジング・ドラゴン

2015-11-16 04:40:58 | 日記
2012年の香港・中国合作映画「ライジング・ドラゴン」。
19世紀におけるイギリス軍やフランス軍の中国侵攻により、清朝時代の国宝が
国外へと持ち出されていった。その中で「十二生肖」と呼ばれる十二支にまつわる
動物頭部のブロンズ像も、人から人へと渡り、世界各地へと散っていった。時は
現代となり、アンティーク・ディーラーのマックス・プロフィット社は行方不明の頭部
を求め、世界を股にかけ「アジアの鷹」と呼ばれるトレジャー・ハンターのJC(ジャッ
キー・チェン)を雇う。JCが結成した特殊チームは、「十二生肖」の頭部を求めて
パリ、南太平洋、中国など、世界各国を駆け巡り、レプリカとすり替えながら本物
を手に入れていく。

スケールの大きなアクション・アドベンチャー作品。最初のカーチェイスから目が
回りそうにハラハラ。本当に凄い、さすがジャッキー。でもかなりコメディ色が強く、
私はすこーし苦手だったかも。もちろんおもしろいのだけれど。コミカルな中にも
サスペンス要素もあり、見応え充分。登場人物たちも個性的でおもしろい。どう
して白人の息子が中国人なんだ。もうハチャメチャで笑える。
チェン・ボーリンがちょい役で出ていたり、スー・チーやダニエル・ウーがほんの
数秒出ていたりと、魅力的な配役に「おォ」と思ってしまう。ジャッキーもだけど
皆かわいい!
ラスト近くの空中アクション、あれ本当にやってるのだろうか!?ジャッキーは
スタントを使わないので有名だが、あれはちょっと…うーん、わからない
ジャッキーは「体を張った本格アクションは本作で引退」と言っているそうだが、
本当だろうか。新作を観ていないけど、次からは「香港国際警察」みたいな暗い
感じの映画に出演するのだろうか。本格アクションもまだまだやって欲しいな
あ~。

先週、13日の金曜日はジェイソンも出没せずに平穏に1日を終えられたと思っ
ていた。が、翌日になって知った悲劇…私の憧れの街パリで、あんなことが
起きるなんて。悲しみと怒りと痛ましさでいっぱいである。何故、人が人を殺す
のか。何故そんなことができるのか。犠牲になった人たちの天国での平安を、
祈らずにはいられない。



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コメント
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