ういーくえんど・なちゅらりすと

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早くも成虫

2017-10-20 15:47:47 | その他の昆虫
クロスジホソサジヨコバイが冬にヤツデの葉で見つかるのは、越冬のためではなく、そこで秋から繁殖しているため。
ここ数年の観察でそう思っている。
それを証明するかのように、めくったヤツデの葉の裏にクロスジホソサジヨコバイのオスが。


この季節、まだ越冬体制に入るわけがない。
間違いなくクロスジホソサジヨコバイは繁殖場所としてヤツデを使っている。
だから、初冬には多いのが春先にはほとんど見られなく、すなわち本来の越冬場所に移動していくのだ、と思う。
この冬、チャンスがあったら証明してみたいが、移動先を見つけるのは至難の技だからなぁ。

黒いんデス

2017-10-20 15:47:08 | カメムシ
いや、和名をつけた理由はわかるよ。
でも、もう少しなんとかならないものだったろうか。



黒い鳶色サシガメ。
でもね、名前に色が二つ入った時点でアウトでしょう。
もう少し考えてほしかった名前の代表みたいなクロトビイロサシガメ。

黒い目のハンター

2017-10-20 15:46:12 | その他の昆虫
昼と夜。
複眼の色がかわる昆虫がいる。
それがこのオオカマキリ。

昼間は薄暗いところで見かけても複眼は緑色。


それが夜には真っ黒。




カマキリの目は形と動きに敏感で、色は判別していないらしい。
まさに捕食のためには動くものを確実に捕らえることが必要、というわけだ。

複眼というのは特殊で、小さなモニターをたくさん並べて一つの像を見ている。
つまりデジカメの受光センサーと一緒。
デジカメでは画素数が多いほうが解像度は高いが、高感度には画素の大きさが大きいほど有利。
これをカマキリの複眼は切り替えてやっているようで、昼は解像度優先、夜は感度優先とできるらしい。
そのため夜は黒い目のハンター。
獲物になる側にはかなり厄介な相手だろう。

夜露まみれ

2017-10-20 15:44:44 | チョウ
あたり一面、すでに夜露にしっとりと濡れている。
ツマグロスケバもアップにしたらこの通り。


ショウリョウバッタモドキも夜はなかなか動かない。


ウラナミシジミも眠っていた。


しっとりと秋の夜露に濡れたなかまたち。

女王の産卵

2017-10-20 15:43:40 | バッタ
あたりは相変わらずカンタンとヒロバネカンタンの声に包まれていた。
ふと見ると変なスタイルのカンタン。
よくよく眺めると、どうやら産卵しようとしているのか?



ちなみにこの角度ではわかりにくいが、ちゃんと腹黒いところを確認している。
眺めれば眺めるほどわからない、カンタンとヒロバネカンタンの違いなのだ。