クロトビイロサシガメ？

はじめは夜露に濡れて黒っぽいだけかと思った。
だが、そうではなさそうだ。




サシガメであることはわかる。
画像を拡大すると前脚がしましま。
こいつは・・・クロトビイロサシガメって奴かな？

オナガササキリ

一度その習性に気がつくと発見は楽だった。
独特の鳴き声。
何だろうと探しまわると、オナガササキリだった。



気がつけば必ず草の上のほうに登って鳴いている。
コイツら、夜はこんなに探しやすかったのか。

ツマグロスケバ

アカメガシワの葉の上。
時々こいつらに出会う。
ツマグロスケバ。


小形のセミみたいな姿はなかなか面白い。
探してみるとけっこう見つかるから、普通種なんだろうな。
しかし、夜露を全身に纏わせた姿は・・・このまま寝てるんだろうなぁ。

カンタンとヒロバネカンタン

樹林を離れればアオマツムシの騒音被害はかなり軽減される。
クズの草むらを丹念に眺めていくと、期待通りの緑のコオロギ。
カンタンに・・・





ヒロバネカンタン。



コイツらを外見で確認するには上から見ているだけじゃ厳しい。
鳴き声か、あるいはとっ捕まえて腹部を見れば一目瞭然。
カンタンは腹黒いのだ。
そしてこいつらは葉の陰から顔をのぞかせるようにして鳴いている。
この個体はうろうろと場所を探して、すき間に頭を突っ込んで鳴き始め。




明らかに自分からこんな場所を選んで鳴いているとは、不思議な生態だ。

ホソクビゴミムシ

最近、条件の良さそうな時を狙って夜に鳴く虫を追いかけている。
だからといって簡単に見つかるものではないのだが、昼間よりは見つかる確率が高いんじゃないのかと思っているわけだ。

アオマツムシの騒音に辟易しつつ、歩き始めてすぐに懐中電灯のあかりに浮かび上がったのはホソクビゴミムシ。


これくらい特徴しっかりしていると同定であまり迷わなくて助かる。
他のゴミムシやらゴモクムシやらは・・・ねぇ。