ヒガシキリギリス

よし、ならば漂着アメンボはどうだ？
そんな気分で向かった海岸には・・・全然漂着物がなかった。
そうか、今回の台風では南風が強くなったのは短時間だったから、波は高くても沖の漂着物は打ち上げられてこなかったのか・・・
仕方なく草むらに近づくと、お馴染みの『ギース』との声。
じっと眺めて、おお、いたいたヒガシキリギリス。


なかなかきれいな個体だ。
成長が遅れた個体かな？
そう思っていたが、その後に見つかる個体も翅もすり切れておらずなかなかきれい。



ん？
もしかして海岸の草むらに生息する個体群は比較的発生が遅い？
これはどうも・・・丘の上の個体群とは根本的に違いそうだぞ？