ういーくえんど・なちゅらりすと

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千葉の夜

2019-08-23 09:44:59 | バッタ
二日目の夜。
いつもの友人と合流した。
二人で向かったのは東京湾の向こう側、房総半島。
現地に到着したのはもうかなりいい時間。そして、歩きはじめた。

芦原をかき分けるように進んでいくと、とにかくカヤキリの大声が響く。



凶悪な口元を写して遊んでいると、茶色い姿。


これは個体数が少ない、カヤキリの褐色型。
実際、三浦半島では私はまだ出会ったことがない。

小さなササキリ類も目に入った。



イズササキリ。
南方系の汽水性植生に特化したササキリ類。

見慣れぬ大柄のササキリ類もいた。


帰ってから同定してみれば、これが驚きのカスミササキリ。
しまった!ここにいるなんて想定もしていなかったから・・・もっとしっかりと写しておくべきだった!!!

その後、さらに小一時間移動。
私は助手席でうつらうつらしているだけだが、運転している友人はまあ元気なものだ。
日付が変わってから到着した水田地帯を歩き始めると、何ともせわしない『チョン・チョン・チョン・・・』という声が。



ハタケノウマオイだ。
これもなかなか出会う機会のないレア系。

そして、ここでの目的は、水田の中で鳴いていた。





オオクサキリ。
ぽつり、ぽつりと生息場所が残るだけの珍品。
大物直翅をいくつも見つけられた(といっても1種は後日気づいたのだが)夜だった。

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