ユスリカ

水面には小さな虫の姿。
ユスリカのなかまが舞っていた。


種類など画像で同定できるわけもない。
ただ、夏によく見る黄緑色とは違うから別種なのか。

ショウジョウトンボ幼虫

場所を移動すると少ないながらまだ水のある水たまり。
アオミドロの中に網を入れるとショウジョウトンボの幼虫が出てきた。


今年は池を攻めていなかったから、この姿久しぶりだ。
ま、普通種であろうとうれしいのよ、この季節は。

ハリガネムシ

水がなくなった水たまり。
石の下からはこんなのも。


ハリガネムシが潜っていた。
光の加減で虹色に輝いて見えたのはちょっと意外。

コオイムシ

水たまりはすっかりと干上がっていた。
そういえば前に来たときコオイムシがいたっけか。
そう思って石を動かしてみると、いた。


コオイムシ。
水がなくなってしまった時にはこんな形での越冬も可能らしい。

越冬するカメムシたち

昔は2月ってこんなに忙しくなかったはずなのに・・・
気がつけば様々な試験の対応で週末は出勤日ばかり。
ふと思い立って、春一番が吹いた日、突然休暇を入れた。
といっても午後からは出勤しないといけないため、実働は午前中のみ。
それでももしかしたらモンシロチョウにでも出会えるんじゃなかろうか。
そんな思いで歩いてみたのだが・・・

確かに気温は高いものの風が強く雲が多く飛びものにはちょっと期待薄な雰囲気。
ならばと石やら倒木やらをめくる作業に没頭。
普通種ではあるのだが意外に越冬する姿を見ない、ホシハラビロヘリカメムシ。


ツマキヘリカメムシだろうか、こいつらはたくさん現れた。


そして、マルカメムシ。


暖かくなればたくさん見られ、当たり前に無視しているような虫たちだが、この時期には貴重な被写体。