ういーくえんど・なちゅらりすと

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ジョウビタキ

2017-01-20 09:52:54 | 
妻と二人、ドライブした西湘。
車を停め海岸の遊歩道を歩いてみると、そこには驚くほど愛想のいいジョウビタキ。




レンズの望遠端では入りきらず、少々ズームを縮めたほど。
しかし、素直にきれいな鳥だ。
近くにはこちらもそこそこ愛想の良かったメジロやイソヒヨドリ。



たまには小鳥相手もいいものだ。

水生昆虫

2017-01-20 09:50:12 | トンボ
一年のうちで最も寒いこの季節。
やるべきことは・・・もちろん、川に浸かってヤゴを探すことだ!
そんな気合いがあるわけではないが、気になっていた小さな川へ足を向けた。
海岸に駐車し、そこから山へ。
細い川だが地図上では良さそうな雰囲気、だったのだが・・・
流れに降りると岸辺に草がない。
しかも、細かな泥で表面が覆われて歩くだけですぐに濁ってしまう。


これは典型的な生き物のいない川。
岸辺の泥にはアライグマの足跡があったが、水生昆虫はトンボはおろか皆無に近かった。


あらためて周囲の地形や樹林を見てみると、おかしなことに気がついた。
妙に谷が浅い。
樹木も成長の早いミズキやケヤキをのぞくと笹薮ばかり。
これは・・・一度開発されかけて谷を埋めたが、計画が頓挫して放置された場所、かな。
とにかく埋め立て地からの流れ出しは細かな泥が堆積するから生き物に致命的なのはすでに確認済み。
こいつを登ってもダメだな、こりゃあ。

その後地形図を頼りに獣道のような放棄された道を抜けて別の谷へ。
そこで網を入れてみれば・・・カワトンボにオニヤンマ。水生昆虫も多い。





近くに生き物はいるのだから、さっきの川にはそもそも生息できないってことなんだろう。
やがて本流まで歩いてきて、一休み。
この本流は造成工事で思いっきり改変されていて、一見良さそうに見えても何にもいないのは経験済み。
それでもふと惹かれたところに網を入れると・・・



ヤマサナエとコシボソヤンマ。
支流で生き残っていたものが少しずつ復活してきているのだろうか。
水質は良くはないものの最悪でもないから、いずれはもっと増えてくれるかもしれないな。
そんなことを考えつつ海岸まで戻ってくると凄まじい空模様。
強烈な北西風に乗って降雪雲が並んでいる。



こりゃあダメだ。
早じまいを決めたのはさほど悪い判断ではなかったと思う。